昨日この委員会で、総理は、最近いたずらに権利のみを主張してその反面の義務を軽んずると申しますか、考えないという風潮が一般的になってきているということに論及されました。それで、その風潮の一つの責任と申しますか、なぜそういうふうな風潮が出てきたかという一半の責任は、やはり政治にあるんじゃなかろうかということを私は感ずるのであります。それは民主政治においておちいりやすいところの一つの欠陥であろうかと思いますが、選挙ともなれば政治家はうまいことずくめの話をしがちでございます。多少はったりがなければというのが一般の常識のようにすらなっておるように思われるのであります。そのことがいわば国民にとっては、何でも、われわれは義務を果たさなくても、反面
