ただいま御指摘のとおり、四月の二十三日の閣議におきまして、長年と申しますか、三十八年の初めにむつ製鉄の認可をいたしまして以来、これが実際の事業に着手することのためにあらゆる努力を傾倒してまいった次第でございますが、その後の技術革新等の関係もあり、また社会的ないろいろな経済環境の変化等もございまして、ずいぶんだくさんな案をそれぞれ御検討願い、また政府としてもこれを検討してまいったのでございますが、いずれの案につきましても、ついにこれが企業化について、将来これが企業として成り立ち得るという見通しを持つことができないという段階に立ち至りましたので、この問題についてはむつ製鉄を解散するという方向に決意をせざるを得なくなった次第でございます。
