だいぶ大臣からいろいろ御高説を拝聴いたしまして、よく了解するところがありました。しかしながら、私が国民感情を刺激すると言うのは、決してわれわれは感情的に申し上げておるのではなくて、漁民を帰すということについては、先ほども私が申し上げました通り、どうしてもこれは、それこそ日本の国民感情から、一刻も早く帰したい。たとえばシベリアにもまだ十年以上も抑留された者が帰らない。いろいろなことがございます。ロシアに対してはわれわれは堂々とやる。ただ、この朝鮮に対しては、李ラインは一切認めるとか認めないとか言ったことはないとおっしゃるけれども、事実問題として、やはり漁夫の一部分しか、刑余者、刑期の終った者しか帰さないということを交換条件にするのでは
