香港からの電報らしいのですが、私はそういうことを一言も言つたことはないのであります。聞くところによりますると、香港市に私どもの一行が入ります時間が遅れたために、外国通信社等で、この人はこう言うだろうという予測を、すでに作文を発送しておつたということを領事館から聞きましたので、帰つてから、それもその一つではないかと思つて聞いたわけであります。今日、すべて帰れるということは私も確信いたしております。帰国発表があつてから奥地に移動したということもあり得ることでありまして、それは帰さないために移動させたのではなくて、何か技術上の都合で旅行の許可を与えて、その人の乗船がきまるまでそこにおらせておるということは、多くあることであるようであります
