併しながらこれは今吉田内閣がその局にあるのでありまして、今後四年間その局にあられると考える場合に、曾つて吉田首相は野坂氏の質問に答えて、自衛力は即ち戦力である、だからこれを持つことは今回の憲法に対して違反であると言われて、これを拒否なすつたのでありまするが、この立場からいたしましても、自衛力であるところの戦力は持たないということをお守りになるのが閣僚の義務ではないかと、こう考えるのでありますが、これは日本国民がこの次の憲法改正のときに、しるしか何かつけて、そうしていつの間にかそういう不安をつのらされた結果、自衛力即ち憲法違反でないというような考えを持つて来るようになつたときに、長官は個人として、そういうことは日本の幸福であるか、不幸
