私は緑風会の数名の議員の意向を元といたし、旦つ婦人層と青少年等の願望を代弁いたしまして、本協定及びその連関諸条約の承認を求める件に対しまして反対する義務を有するものと信ずるのであります。これは人道的立場に立つておるのでありまして、一つにはアジアの貧困と、アジアが今ヨーロツパ以上に多くの危機を含んでおりまする際に、又アメリカはその納税者の苦難にもかかわらず軍拡と共に不況到来に対する経済的破局の不安を深くいたしておりまするが故に、日本はアメリカの納税者の金を使つて、一層アジアの危機感と為政者の脅喝政策に対する不安の念を大きくさせることに反対して、アメリカ市民の努力に対する信頼を与える方途が幾多あることを示し得ると信ずるものであります。第
