返還の協定が協定になるか条約になるか、それはまだきまっておらないというお答えですが、その中に盛らるべきものの代表的なものはどういうものか、いまお話しいただけますか。
返還の協定が協定になるか条約になるか、それはまだきまっておらないというお答えですが、その中に盛らるべきものの代表的なものはどういうものか、いまお話しいただけますか。
請求の問題とか、資産の問題とか、裁判の問題とかいうことは、前々から新聞などにも間々散見いたしておるのでありますが、そういうことの内容について、わがほうはどう考えていて、どういうふうにしたいと思って、いま交渉中であるというようなことを明らかにするお気持ちがございますか。
できるだけそれを発表して御理解を進めたいと思うという御発言ですが、それはまだおやりになっておらないですね。近いうちにそれらを発表して、沖繩の住民に安心を与えるというお気持ちがございますか。
案文ができておらないからというお話もありましたが、案文ができてからでは何かおそいような気持ちが従来の経験からするのです。そこで、この問題についてはわがほうはこういう要求をしてぜひ通そうと思っているというようなことを、もちろん私は全貌を明らかにするということはできないと思いますが、できるだけ沖繩住民の不安を除去するためにそうしていただきたいと思いますが、いかがですか。
それでは、その内容について二、三お尋ねしてみたいと思いますが、きょうはそれが目的ではありませんので、事は重要ですが、きわめて簡単にお答えいただきたいと思います。あすこで戦争をやったですね。そうしてそこをとったのですから、そういう成立の過程からいって、沖繩における軍事基地は、基地の中に沖繩があるといわれているほど、われわれがしばしば行ってみても驚くべきものがあります。特に直接の基地じゃなしに住宅地域であるとか娯楽施設というようなものは非常に大きいですね。これが返還になれば当然本土でもそうであったように逐次返されるというようなことは言うまでもないことでしょうが、返還にあたって相当部分が沖繩の住民の生活のために返還されてしかるべきと思うの
申し上げましたように、これは別途議論のあるところでしょうが、安保条約に関連して、軍事基地としての機能を低下させないというようなことは議論のあるところでしょうが、これは別問題として、とにかく成立の過程から見て、具体的にいえば住まいに使うようなところだとか、ゴルフ場だとか、そういうようなところだって自由濶達に——戦争してばあっとたくさんとったのですから、これを将来返すというのではなしに、返還協定のときにこれだけのものは返す。沖繩の住民は軒を並べて家が密集しているのですが、片方を見るとアメリカのほうの兵隊さんの家は大きな庭の中にぼつんぽつんとまるで別荘のように並んでいるのを見ると、両国のこれからの親善のためにも、そういうところはなるべくこ
どうぞひとつそのようにやっていただきたいと思います。 それから琉球開発金融公社というもの、これは大蔵省のやっていることだと思いますが、簡単に言いますと、沖繩を復興するために施政権者としてアメリカはお金を持ってきた。それを沖繩の人たちに貸した。それで復興した。もちろん貸したのですから返してもらう。そのときは利息をとる。安いですから。そうして、私の計算ですと、二千七百万ドルくらい持ってきたお金が二千二百万ドルくらいの利益で現在資本金は四千九百万ドルになりました。もともとの元金については、これも議論はあるでしょうが、かりに返すとしても、そこで利益のあったものまで返す対象にするということは、これは大蔵省がやっていることでしょうが、外交の
それは気持ちからいって私は当然そうだと思うのですね。元金の問題は私はきょう議論の対象にいたしません。これも議論のあるところですか、しかし、そこで利益をあげた問題については、これも返せというようなことがなされると誤解を生むようなことになると思いますので、よろしくひとつ大蔵省のほうも督励していただきたいと思います。 それから、今度行って感じたのですが、国有地や県有地というのはみんないまアメリカが持っているのですが、国頭のほうに珍しい原始林があるのです。あそこのところを爆撃場にするというので非常に騒いでいるのですが、いま返還が目前に来たときに、おれが施政権者だからというので、それは全然相談なしにやっているわけじゃありませんが、爆撃場に
要望ですが、これは必要があってやることでおもしろがってやるわけじゃないのでしょうが、国有地と県有地と当然日本のものになるわけですから、そういうものを、いまはおれのものだというような考え方で、富士のすそ野のようなああいう広いところでもなかなか容易でないというのに、あんなネコの額みたいなところで、しかも原始林は何か学問的にも貴重な原始林だそうでありますが、そこで射撃演習みたいな、大砲を持ち込んでばんばん撃つというようなことはなさらないように、大臣、ひとつせっかく折衝していただきたい。御要望を申し上げます。 次は中国問題についてお伺いをいたしたいと思うのですが、中華人民共和国は、非常に高度なイデオロギー的要素を含む外交を展開をいたして
ちょっと私よくわからない御答弁でございますが、それでは原点に返りまして、国民の中には、中国問題というものが現在騒がれている、議論されている姿だけを見て考えている向きもないではないのですね。 日本があの大戦争をやってそうして負けて、ミズーリ艦上でもって降伏文書に署名をいたしましたときには、中華民国を代表する人の名前がちゃんと載っています。ところがサンフランシスコ条約では、中国代表というものは、中華民国代表も中華人民共和国代表も出ておりません。そのときにはすでにして中華人民共和国というものは北京にできておりました。蒋介石は台湾に立てこもって中華民国を名のっておりました。 あれだけの戦争をやって、その平和条約を結んだときに、そこに
日華平和条約が署名された日はサンフランシスコ条約の発効の日である、まことに劇的だと思うのですが、これは間違えておりますか。 〔永田委員長代理退席、委員長着席〕
再度申し上げますが、サンフランシスコ条約というものの中には、日本がほんとうに相手にした中国が署名しておらない、参加しておらない、これもいろいろいきさつがあったと思うのです。これを外務大臣から詳しいことをひとつ聞かしていただきたいと思うのです。 それはなぜそう言うかと言うと、いまそこから考え直していくことが、原点に立ち返って中国問題を解決していくために効果があると思うから教えていただきたいのですが、きょうは時間がありませんからそれを言いませんが、その平和条約が発効した日が日華条約の調印の日であるということは、偶然と言われますけれども、私は非常に政治的に意味深長なことだ、こう思うのです。 そこで、日華平和条約と言うものは、われわ
それはそのとおりですが、日華平和条約というものはわれわれの先輩がたいへん苦労して、案文その他にも苦労をして、領域の問題なんか特に、時間がありませんから申し上げませんが、苦労してつくったものだと思いますが、大臣そう思いませんか。
なぜ私があえて苦心云々ということを言うかというと、われわれの先輩は将来をおもんぱかって、これから先のことを心配して、そうしておもんばかった将来がいまわれわれの代に現実に来たというふうに私はとらえるのです。このとらえ方、間違いございませんか。
外務大臣として、現実の問題として苦労なさっておることはよくわかります。よくわかりますが、私は中華人民共和国からおどかされる必要もないし、驚きもしませんし、多少そこに矛盾があるとしてもそれなりの経過をたどって現在に来ているのですから、外務大臣の言われるように、その経過があるのですから、現実は動かすことのできない現実があります。その現実はそれなりの経過をたどってきているのですから、いますぐ急にというわけではもちろんございませんけれども、しかしわれわれの先輩が、もしこうなったらばというようなことを顧慮して案文一つ一つについて最大の苦労をなさった。そのことは吉田総理の残された書簡あるいは著書等を見てもよくわかるのですが、そういう心配が現実と
台湾の帰属について、日本は平和条約で放棄したのだからものを言うべき立場にないと言っておられるのですね。ですが、二十七年の衆議院の本会議で当時の吉田総理大臣は、台湾政府はすでにある中国の一部の領土を現実に支配し、これが統治を実行していると発言なさっておるのですね。台湾政府はすでに中国の一部の領土を現実に支配し、これが統治権を実行していると発言をしておられます。国民政府は一九四五年の九月二十五日に国内手続で台湾を中国領に入れております。北京政府もまたこの手続を事実上認めて台湾を中国領であると言っているのです。どこの国でも台湾が中国の領土であることは疑っていないのです。わが国が台湾は中国の領土であるかと聞かれて、答える立場にないと依然とし
中国の領土の中に台湾が含まれているということは、これはだれが考えてみても私は当然のことだと思うんです。ただこれを統治するのは自分だというふうに北京政府も言っているし、台湾政府も言っている。台湾政府も北京政府も台湾は中国の領土だ、こう言っている。どこの国だってそう言っているのに、日本だけが答える立場にないと言っているのは私はおかしいと思う。ただ、両方の政府がおれのものだと言っているのですから、それに対して何か違うようなことをいうのはむしろ内政干渉のそしりを免れないような気もするので、ただ問題は、その際北京政府を選ぶか、台湾政府を選ぶかということなんですが、これはだれがきめるかといえば、これは第三国の選択それぞれにまかせる以外にない、こ
前からずっと同じお答えしかいただけないことを残念に思いますが、これも大臣のお立場からいえばしかたもないことだと思いますが、私の持ち時間がなくなりましたから、大臣最後に一点だけ、去る四十五年の十一月に、戸叶さんの質問に対してお答えになっていることを私なりに整理してみましたらこんなふうになりますが、戸叶さんもここにおいでですが、これが違っているか違ってないかということだけをひとつお答え願いたいと思います。 日本は国民政府との間に日華条約を結んでいるけれども、北京政府を中国の正統政府として承認することはできないことはない。もしそうした場合においては、法律的には旧政府である国民政府との間の条約はなくなる、消滅する。こういうふうにお答えに
もう一回聞きますと、日本は国民政府との間に日華条約をいま結んでいるけれども、北京政府を中国の正統政府として承認することができないではない……。じゃいいですよ、二つに分けましょう。日本は国民政府との間にいま条約を結んで国交を結んでいる。しかし、こういう状態のままで北京政府を中国の正統政府として承認することはできないではない——できるという、裏返せば、そこまで、どうですか。
それじゃこれでおしまいにいたしますが、そういうふうにした場合には法律的には条約上はこの台湾政府との間に結ばれている条約というものは消滅する、これはどうですか。