終わります。
終わります。
先般李承晩ラインをわれわれは視察をいたしまして、そのことについては安藤委員から詳細に報告があったのですが、きょうはその質問をいたしたいと思うわけです。 あたかも、けさの新聞には載っておりませんが、きのうまた不法な、われわれに言わせれば海賊的行為が行なわれたということがラジオに報道せられております。これについてはあとで詳細に御報告を願って、その上に立ってひとつ政府の決意を聞かせていただきたいと思うのですが、その前に私は、この日韓の問題にも関連を多少いたしますので、国連の問題について御質問を申し上げたいと思うわけです。 わが国の外交の基本方針は、政府があらゆる機会に言明しておるとおり、いわゆる国連中心主義であります。私は、当然そ
もし百八条の前段の効力が継続性がある、生きているものだ、再び十九回総会において議決する必要はない、ほかのことなら別だが、このことなら議決する必要がないというのであれば、後段の、各国は全部憲法に従って批准をしなければならないという、批准をするというような準備を政府としてはおやりになるお気持ちがありますか。
それは考え方の相違ですが、私は、国連中心主義をとって積極的に国連の考え方を推し進めていこうというのならば、百八条の前段は生きているのだ、これは問題ないのだというのだったら、後段のほうはどんどん推し進めてやっていく、そのくらいの積極性があってしかるべきものだと思う。まして、AA諸国の中には、きわめて少数ではありますけれども批准の手続を終わって、いつでもいらっしゃいという態度をとっているところもあるのですから、そういうのが国連中心主義の積極的なやり方だと思いますので、私の見解はそういうふうに申し上げておきます。 去年の総会の際には、お話のとおり、ソ連はこの決議に反対でありましたが、その後伝えられるところによりますとずいぶんと考え方が
外務大臣にお願いいたしますが、いまお話しのようですと少々満足いたしますけれども、日本としては賛成したのですから、いまごろになって反対しているなんということは時代錯誤だ、でき上がったころといまとは全然違うんだからということで、アメリカとかイギリスとかフランスとか、比較的われわれと連帯性のある国に説くくらいのことが積極的になされなければ、日本が国連中心主義だなんと言っていられないと思いますので、ぜひひとつ積極的にそういうふうにやっていただきたい、こういうふうに思うわけであります。 次の質問に移ります。 先月の六日にソ連から国連軍常設の提案があったことは御承知のとおりです。このことに関して、先ごろの参議院の外務委員会で政府は、考慮
それでは、ことしの十九回国連総会でその問題は出ますか。
アメリカやイギリスやフランスはこの問題をどんなふうに受け取っておりますか。
この国連軍創設の問題については、アメリカやイギリスは安全保障理事会の専管の問題であると考えておるということについては、後ほどまたお尋ねをいたしたいと思いますが、二年間のその滞納が、こういうことを新たに言い出したことによって何か棒引きになるということがねらいではないかと思われるということですが、どうして棒引きになるのですか。
政府は、ソ連の提案に対して、参議院の外務委員会で、考慮中であるというふうに御答弁になったようですが、それは否定的な考慮中ですか肯定的な考慮中ですか、もう少し具体的にその考慮中の内容をお示し願いたい。
非常に肯定的な、考えなければならぬ点も幾つかあるけれども、しかし非常に前進的な考え方であって、否定するものではないというふうに考えての考慮中であるというふうに解釈してよろしいですか。
国連軍の創設については、憲章第四十三条の関連によって、安全保障理事会において審議さるべきものであるというふうに一応解釈されるのですが、国連総会でも審議して安全保障理事会に勧告するというようなことができるのかどうか、政府はどんなふうに考えておられますか。もしこの問題が安全保障理事会の専管の事項であるというふうに考えるとしたら、理事国でないわが国の意見はどのようにして反映をしたらいいか、肯定的な考慮をしておられてもそれを反映する方法がないように私は思うのです。もう一回言いますが、この問題がおっしゃられるとおり安全保障理事会の専管の問題だとすれば、これはもうどうにもしようがない。総会においてこれを決議して、安全保障理事会に何か勧告でもでき
こういう問題について国連の総会においてわが国の意見を積極的に発表することができる、こういうふうにおっしゃるわけですね。わかりました。 ソ連の提案では、常任理事国の軍隊は出さないほうがいいんだということを言われておるのですが、この点に関しては私は私見としてはどうもおかしいと思う。その他の国の軍隊で国連軍をつくる、五大国は入らないと言っておるが、政府はこの提案についてどんなふうに考えておられるのですか、御所見を伺いたいと思います。第二次世界大戦の経験から、英米ソ仏中の五大国が一つ心になれば世界は守れるという考えから、国連の安全保障理事国にこれらの五大国が入っておるわけです。それらの国が入らないで、小国の軍隊ばかりで国連軍を創設して、
ちょっとよくわからないのですが、軍隊だけ出して、それで参謀総長がみな集まっている参謀委員会の——経済制裁や何かは別ですよ。いよいよ軍隊を出すという場合に、自分は何も意見を言えないで軍隊だけ出しているということで、うまくいくかどうかということです。
なおこの点については十分にひとつ御研究を賜わりたいと思うわけです。せっかくいい案でも、そういう点でうまくなければ実行できないのですから。ただ、ソ連の考えておる基本は、先ほどの、いままで協力しなかったということの埋め合わせみたいにも思えますけれども、考えておる基本は、国連の一番最初に考えた精神に基づくものだ、こう思うので、せっかくですから、ソ連の提案の不備の点についてはわが国が積極的に考えて、これを他国に意見を日本が十分に言うというくらいの積極性があってしかるべきだと思うのです。 国連軍ができるという場合に、わが国はこれに参加できると政府は思っておられますか、政府の考え方をこの際明確にせられたいと思うのであります。現在の自衛隊が国
では大臣からひとつ……。
国連ができたときに、初め出与えて、もう再び戦争をすまい、そのためにはこういうものをつくらねばいかぬ、そういうことをやってもまた乱暴なやつが出てきたときにはこうするのだということを考えて、それがうまくいかなかった。それがずっと今日までごたごたが続いておる。それでソ連がこのごろになってこういう提案をなさったという、こういう事態の中においては、日本がこういうものができたときに入ることが憲法に抵触するのかしないのか、私は、やはりはっきりした考え方が日本になければいかぬ、そういう意味でお尋ねをするわけでありまして、何もきょうここで明らかに違反するとかしないとかということをきめていただかなくともいいですけれども、私は、いまの事態においては、もう
次元を異にするということはどういうことかわかりませんが、私は必ずしも次元を異にしないと思っているのです。もう非常に具体的な差し迫った、日本が国連中心主義をとる以上はきめておかなければならない重大な問題だと思うのですが、どうかひとつ、政府におかれましては一日も早くこういう考え方をきちんときめて、他国が何か言ってきたから、それからあわてて研究するというようなことのないようにお願い申し上げたいと思うのであります。それが国連中心主義というものだと受け取っております。 ソ連の提案についてはなおその真意が明白でない点があるけれども、国連憲章の規定からも、憲章四十三条に基づいて国連軍のできることは望ましい。いままでのように、規約に基づいた国連
日韓会談はなかなか向こうの政情によってうまくいかない。そこで、まあそういうふうにうまくいかないのでは向こうもお困りだろうから、ひとつ経済援助は別個にやってやろうというようなことをいま政府がお考えになっておるやさきに、そういう不法な海賊行為が行なわれるということは、まことに心外であり、もうわれわれは憤激をいたすのであります。そういう憤激の立場の中から私は御質問を申し上げるのですから、ひとつ明快な御答弁を以下お願いをいたしたいと思います。 ただ、海上保安庁の方が非常に恐縮しておられますけれども、私は自分で行ってみて、海上保安庁の人はほんとうに一生懸命やっている。向こうの船とこっちの船と能力においても隻数においても同じくらいですから、
一ぺんにやるというのじゃなしに、暫定的にでも、一年とか二年とかいう暫定的な期限をきめて、暫定協定というようなことも、大臣、できないものでしょうか。
それでは、第二の質問に移りますが、九月に入ったら日韓交渉が始まるとのことですけれども、過去の経験から申しますと、会談が始まりそうになったり始まったりすると、不法拿捕という海賊行為が通常よりも一そうひどく行なわれるのであります。きのうやったのも、もう近くあるからというのでやったのじゃないかとわれわれは勘ぐるのですが、われわれの常識から申しますと、このくらい驚くべきことはないのであります。先方の真意がどこにあるか疑わざるを得ないのであります。これから仲よくやろうじゃありませんかということで話し合いをしておる最中くらい不法な海賊行為をやめるというのが、私は常識的であろうと思うのであります。そこで、提案をいたしますが、会談をやっている最中に