別に関係はないと思います。
別に関係はないと思います。
私は外務大臣からそういうような話を聞いたことございません。
私は知らないから……。
知らないという意味は、ただいまはそういう考えは持っていないという意味でもって申したのであります。
関係のある議題につきましては、第六条の規定によりまして、通産大臣等の出席を求めて意見を開陳してもらうことができます。実際の運営によって十分にその意見を尊重することもできると考えております。 なお経済産業問題については、経済企画庁長官がメンバーの中に入っておりますから、一応これによって代表ができると考えているわけであります。
産業関係の大臣は通産大臣以外にたくさんありまして、経済企画庁長官はメンバーになっておるのであります。それで十分だと考えました。
私はソ連は今第三次世界大戦をやる意思はない方に傾きつつあると思っております。イギリスにブルガーニンやフルシチョフが行きまして非常な歓迎を受けております。自由主義諸国においてももちろん戦争をする意思はないと思います。戦争ということは、いつでも戦争しようと思ってしかけてくることはないのです。戦争はばかばかしいということを知りながら、突然に戦争ということが始まるものですから、戦争はないということにきめてしまって、日本の自衛問題を放棄するわけにいくまいと考えております。
そういうわけです。
安保条約に基く米軍の日本駐留によって、外部からの侵略の意図を未然に防止することに役立っておると私は考えております。現実に日本が安全であるということがその具体の例だと私は考えます。
私が何べんも申しました通りに、私は仮想敵国というものを考えたくないのです。仮想敵国というものは考えませんけれども、自衛のできない、防備力を持たない国はよく侵略を受けておるのでありますから、そういう先例が起きないようにすべきことが必要だと考えております。
現に侵略の憂いがなかったということが事実だと思います。
未然に防止する効果はあったと認めざるを得ますまい。
私は戦争がばかばかしいものだというように世界の人が全部信念を持つようになるのは、まだ遠いことだと思うんです。それですから、防備をしておかなくてはならないという結論になるわけです。その防備力がなければ――やはり戦争が起きるかもしれないわけですから、安保条約によって未然に防止されたといって差しつかえないと考えます。
世界のいずれの独立国も、みな兵器を持ち、自衛力を持っているのです。やはり兵力を持っていることによって、未然に侵略を防止するものだと私は思います。その必要があればこそ、世界中で軍備を持っていない国はないのだと思います。日本も同じように独立国となった以上は、やはり防衛力を持たなくてはならないと思います。自力でできない場合においては、アメリカとの共同防衛をする、これもやむを得ないことだと思います。
私は、とにかく独立国がある程度の防衛力を持つということは必要だと考えております。
せとぎわ政策というのが正しいかどうか私はわかりませんけれども、現在世界戦争のないというのは、やはり力のバランスだと思います。力のバランスがなかったならば、やはり第三次世界大戦というものは起り得ると思います。
仮想敵国は持っておりませんが、やはり自由主義とか共産主義というものが、互いに争っておるのは事実なんですから、その間に戦争の起らないように各国が協力するということは必要だと思います。
私は日本が自衛力を持つことは世界の平和を持ち来たすゆえんになると思うだけでありまして、どの国と戦うというために準備をしておるわけではありません。戦わないために兵力を持ちたいと思うのです。
仮想敵国を持ちましてどの国との間に戦争が始まるというようなことは考えておりませんが、とにかく一国として一国の防衛力を持つということが集まって、世界の平和を持ち来たすことになると私は考えます。
日本が急迫不正の侵略に対して防御し得るような自衛力を持ちましたならば、アメリカ軍は撤退の一つの条件ができると思います。昨日外務大臣が言っておりました通りに、それに国際情勢というものも考えなければ、撤退の条件が具備しないというような話をしておりましたが、それも理屈だと考えます。