健康保険制度の健全なる発達をこいねがうために変更するというように答えるよりいたし方がないと思います。
健康保険制度の健全なる発達をこいねがうために変更するというように答えるよりいたし方がないと思います。
私は財源問題にあると思いますけれども、この点については、厚生大臣から答弁をしてもらいます。
竹中君の言われるのは、患者側に一部の負担をさせるということが不都合だというお考えから立脚しておるものだと私は思います。私も患者に一部を負担させない方がよろしいと思いまするけれども、現在の状況におきましては、とにかく健康保険の健全なる発達をはかるのには、患者も一部を負担し、政府もこれに援助して、一応赤字財政を訂正いたさなくては、健康保険制度が完全な域に達しないと思いまして、この法案の提出に同意をしたわけであります。
社会保障制度の推進は、あなたもおっしゃる通り、まことに必要だということは私も考えております。しかしながら、国家財政全般と見合いまして、漸進的に社会保障制度の推進をはからなければなりませんので、それで本年はこの程度の、一部負担の程度の案を出すよりほかに道がないと私は考えたのであります。
その通りと思います。保険医の総辞退問題につきましては、政府としては極力回避するように慰留に努めておりますので、日本医師会幹部の良識と相待ちましで、四月中に解決し得ると考えておりますが、不幸にしてもし四月中に解決できずに、五月一日に一部辞退が発効いたしました場合には、被保険者に迷惑をかけないよう、諸般の対策をとらせたいと考えております。
具体的にはよくは存じませんから、厚生大臣から答弁してもらいますけれども、公的医療機関等の保険診療取扱い機関に全面的に協力を求めまして、被保険者の不便をできる限り防止する等、あらゆる措置を講じまして被保険者の不安を解消するように努力したいと思います。
社会保障制度の健全なる発展を希望することは、これは竹中さんと私も同じように考えます。しかし、このたびは大蔵大臣ともずいぶん強い折衝をいたしまして、今度の一部負担の制度を採用したのでありまして、これ以上大蔵省としては出せないというので、やむを得ずこの点において妥協ができたわけでございます。
むろん社会保障制度の完全なる推進を希望はいたしますけれども、同時に、日本の防衛を全く無視するわけには参らないと思います。やむを得ず現在のような一部負担制度を採用して、両方の漸進をはかるようにいたすより仕方がないと思います。
私は専門的のことは大蔵大臣が答弁した方がいいと思いますけれども、パーセンテージの議論を申しますれば、大体におきまして、社会保障制度に使いました金は、あなたのおっしゃる通りに、社会保障制度よりも防衛費の方がパーセンテージが多い。けれども、国民生活の民生安定の費用とかあるいは経済発展の費用とか、バターに関係のある費用を加えますれば、決してその大砲の方が多いというふうにも参らないのでありまして、現在の経済関係からいいますれば、日本の大砲のために使う費用というものは決して多くはないんです。もっとよけいなパーセンテージをとっている国は多いのであります。決して日本は軍国主義になったとか、あるいは侵略戦争をするために軍備の拡大を急速にはかっておる
防衛費はむやみに、財政計画と離れてむやみに計画を立てて、これに突進するという気持は持っておりません。日本の財政の許す範囲内において防衛を増進していきたいと思っております。全くこの日本の防衛費の、現在におきましては安保条約によってある程度の漸増の約束はしてありますので、それに従って幾分かの増強ははかっていかなくてはなりませんけれども、その安保条約以上に日本の防衛費を要求され、あるいはするというような意思は持っておらないのであります。
あなたの質問の理想とするところに私も賛成であります。先ほどもお答えをいたしましたが、全国民を対象とする医療保険の制度は一日も早く確立すべきものと考えております。そのために、先刻答えました通りに、社会党並びに民自党の共同の諮問機関でも設けまして研究せらるるということは、しごくけっこうだろうと私はお答えをいたしましたが、そういうように進んでいきたいと思います。
今年は国家財政全体から考えまして、やむを得ず、方々のでこぼこを直したわけなんですけれども、しかしながら将来において、現在の制度がよいと思っていないのでございまして、将来において直していって、竹中君の言われるような世の中にいたしたいということは、先刻申した通りであります。現在において満足しておるというわけではないのでございます。
御無理のないお話であります。それでありまするから、医療費の負担は全然ないようにして、全国民がこの恩恵に浴せるようにいたしたいことを理想として働きます。
どうもその社会保険制度について、政府としては財政の基礎を固めつつその範囲を広げてゆく方針をとっておりまして、それが現在においては最も適当だろうと思ってこの制度をとったのであります。特に社会保障中重要と考えられる医療保障制度につきましては、先刻も申しましたように、三十五年度に至れば……、その実施を目的として全国民を対象とする医療保障制度の実現をはかるべく目下検討しておるわけでありまするから、国民もこれによって満足をしてもらって、それまでにどうしてもこれを実現するように努力をしたい。一部負担はそれまでやむを得ないと思います。
いろいろと内閣においても議論がありまして、考究した結果が、この法案を出したのでありまして、政府としてはこの案を適当な案と考えておる次第であります。
私は一部負担は絶対不合理なものとは思わないのであります。この二、三年弥縫策をやってきたのでありますが、今回はどうしてももう抜本的な策を講じなくちゃならない時代が参りまして、この案を出したわけであります。積立金を使ったらどうかというようなお話もありましたが、積立金を使用するというのは筋が違うと考えます。
今のお話は、昇給をしたということをおっしゃったわけですね。
わかりました。
どうぞ。
小選挙区と選挙干渉の関係について御質問がありましたが、選挙もだんだんときを経まして進歩して参りまして、選挙干渉というようなことは、かえって逆効果を引き起すのでありまして、小選挙区になったから選挙干渉はふえるというような懸念は私はないと考えております。 資金の調達についてお話がありましたが、資金の調達などについても、だんだん進歩して参りまして不正な資金の調達はできないことになっておりますから、別にこの点についても御心配になる必要はないと私は考えます。