私は、どういう人にどういう事情で金を渡しているのか知らないのですから……。
私は、どういう人にどういう事情で金を渡しているのか知らないのですから……。
教育は、あなたのおっしゃる通りに、次代の健全な国民の育成を任務とするものでありますから、その適否は国の将来に重要な関係を持っていることはもとより当然であります。政治を担当する者としてもこれに意を注ぎまして、一時的のことで教育が左右せらるべきものとは私は思いません。
このたびの審議会の委員については、そういう意味においてきわめて厳正にやるつもりでおります。各派から、また学識経験者から集めまして、最も適当としたる公正なる人を集めてよく審議をしてもらいたいと思っております。
その具体的にどうするかはまだ決定しておりませんが、公正にやるということだけは当然に堅持していきます。
憲法は国の基本法でありますから、憲法を尊重するということは当然のことであります。
憲法違反の教育をしてもよいということはございません。
非常にむずかしい問題でありまして、現在の平和というものは一体どうしてできているかということもよく考えなければなりません。現在の平和というものを、一国が自衛隊を持たないで平和が維持できるのか、自衛隊を持っている方が平和が維持できるか、これは問題なのです。私は日本はやはり相当の自衛隊を持つということが、自分の国の平和を維持し、同時に世界の平和に貢献するゆえんになる、こう考えておりまして、今どんな人をつかまえても、戦争を好んで平和をきらいな人はないと思います。ただ平和を維持するのにどういう方法をとるかという問題でありまして、あなた方のおっしる通りに自衛隊をなくしてしまえ、自衛軍をなくしてしまえ、兵力を持つということが憲法違反ということなら
むろん政治の道徳ということを非常に必要なことと考えております。
小選挙区の方が国民の意志が国会によく反映できるというような見地から、小選挙区論者というものはあると思うのです。代議士は小選挙区を便利とする者もあり、小選挙区に反対の人もありまして、代議士の利害から考えてみれば、決して小選挙区一がいいとは言えないのです。私が考えてみますに、現在の代議士は現在の制度で出ておりますから、小選挙区を喜ぶ人の方がかえって少いのじゃないかと思うのです。けれども国家の大局から考えまして、小選挙区の方が国民の意志が直接に議会に反映できるという考え方が成り立ちますれば、その方にした方がいい、こう考えております。
あなたの言うように、小選挙区論が党利党略から出発しているということがきまれば、それは悪いことでしょう。党利党略ということがきまらないうちに、小選挙区論が悪いということは、少し早く行き過ぎると思います。
私そういうことを言った覚えがありません。
私は日本の国の始まりを国民が喜ぶというような空気ができることは、歓迎すべきことだと思います。けれども紀元節は祝日となっておらないのでありますから、法律上祝日がきめられまして、祝日の中に紀元節が包含されておらない今日、これを文部省が主体となって強行するということは行き過ぎだと思います。
私は、先ほど申しました通りに、法律上祝日ときまっていないのでありますから、学校として強要をすることはしない方がいいと考えております。
教育委員会が認め、また学校の授業にも関係がないというような状態において、先ほど申しますように、日本の国が始まったことを国民がこぞって思うようになることを欲しておりますから、そういう見地から考えればそういうこともある。つまり学校の本業を忘れずに、教育委員会の反対もなくできることならば、私はけっこうなことだ、こう思っております。
紀元二千六百十六年というのは、根拠があるのか果して根拠がないのか、私不明にしてその知識がないものですから、それに対する答弁は勘弁してもらいたい。
せっかく書いてあるのですが、今ちょっと見つかりませんが……。(笑声)靖国神社の……。
見つかりましたから返事をいたします。靖国神社は現在戦没者を祭神といたしまして、遺家族を崇敬者とする特殊の性格を持つ宗教団体であります。これに対しまして国費の支弁を求める遺族の心情は十分理解されるものであるけれども、現憲法の建前では、宗教団体としての靖国神社に対しまして、公金を支出するなど特別な取扱いをすることはできません。また宗教法人法との関係においても問題があると思います。なお今後国民の世論を十分聞いて研究をしたいと考えております。
私は憲法改正がなかなか早急にできるものだとは思っておりません。だけれども、お互いに憲法はどういうわけで改正するのだというようなことを国民に示す機会がないといけないと思うのです。われわれはどういう考えをもって憲法改正をしようとするのか。あなた方のように、軍拡であるとか、軍備の充実をして、また侵略戦争でもするのだろうかというような間違った国民があると困りますから、そのために憲法改正をやろう、そうしてたびたび選挙でもしていれば、よく国民にわかってくるわけでありますから、私は憲法改正論をやめてはなら、ない、改正すべき点があることを国民に示す機会をこしらえる必要があると思っております。
委員長、誤解がありますから……。そんなことはありません。あなたの方が物は僕よりよけい知っておられると思います。
憲法と法律とは守らなければ政治はできません。これを破って政治をするというような考えはむろんないのであります。