私はそのことは何も知りませんから、外務省の方から。
私はそのことは何も知りませんから、外務省の方から。
ダレス氏が日本に見えましたときには面会をいたします。そのときには、アメリカの考え方と日本が考えていることが矛盾をしたり、あるいは衝突していたりしては残念なことですから、そういうことのないようにアメリカの意向も聞いてみたいし、日本の考え方も腹蔵なく話したいと思っております。ただ何をどういうふうに話すかということは、ダレス氏が来る数日前に相談をして確定したいと思っております。
双方に誤解のないように努めたいと思っております。
ただいまそれについてはお話ができません。
それらの点につきましては外務大臣から他日答弁をすることといたします。
よく注意をいたします。
そういう事案はないと私は思います。
ただいまの二大政党ができました後においての政治の大体のルールは、淺沼君の言うことに私は賛成です。
私は私の内閣の基礎は変らないと思うのです。私の内閣の基礎は強化されたというだけなのですから、解散する理由は少しもないと思います。
民主党と自由党とは最初から兄弟みたいな政党です。兄弟みたいな政党で、自由党を作りますときにも私は関係をしておりまして、民主党を作るときにも関係して、まあこれは兄弟みたいなもんで、政党というものはなるたけ仲よくやっていくということが必要なんです。始終理由を見つけてけんかばかりしておれば、日本の政治というものは結局つぶれてしまう。できるところで妥協をしていくのが政治なんですから、その自由党と民、正党とが合同して保守党ができた以上は、この合同したる両党の政党の主義に従って内閣をやっていくというのが最も賢明な処置と私は考えました。
外交問題についてお話がありましたが、外交問題については全く二つの党派が一致した意見を持っているとは言えないでしょう。日比の賠償問題についてもずいぶん違いがありました。けれども自由党の主張を民主党も採用いたしまして、フィリピンと交渉をして、自由党の主張は大体通るようになって日比の賠償問題もできることになったわけであります。日ソの関係もできるだけ早くしたい、未帰還の人たちを早く帰したいという希望は今日でも私は持っているのでありますけれども、日ソの問題というものは戦争状態のないときの状態に持っていくのでありますから、領土の問題も解決しなくてはならない。この問題についてはまだ両党の党派の意見が違っているというわけではないのでありまして、両党
鈴木君と私とは、私的ならばいつでもお目にかかるのです。公的のことでありまして、鈴木君と私とが会うというのは、あのときには根本君から聞けば問題が限局をしている。つまり小選挙区制の問題あるいは春季労働闘争の問題、こういうような問題で鈴木君と会うことは、全く効力がないと私は思ったのであります。友だち同士の忠告ならば、いつでも私は聞きます。
鈴木君と会いますときに党に相談するということは、決して不当ではないと思います。党にまかして、党の方で同意があれば鈴木君と会う、これは少しも悪いことではないと思います。党の役員をしておりますから……。小選挙区の問題、それから労働争議の問題については、党も相当の決意をもって進行しておる問題と思いますので、私が会ってそれを変更するようなことは、必ずしもできるものではないのであります。ですから党の意見にまかすということは、当然私のとるべき手段であったと今でも思っております。
鈴木君とたびたび会うことは、私少しも拒みません。
政府が従来とっておった政策を変更する場合において、国民の意見を問う場合があるということは必要だと思います。しかし小選挙区制を採用する場合、小選区の可否を国民に問うて、その是非をきめるということは考えていません。それがいいとは思っていません。国会においてきめて、きめた後にこれを国民の意思に問うということは必要だと思いますけれども、国会が是非の判断をしないで、是非の判断を国民に問うということが必ずしも立憲政治においてとるべきものとは思っていません。
端的に言えば、占領時代に作られた憲法で、そうして瞬間も短かいし、強要によって作られた憲法だから、独立した今日においては、とにかく国民の自由意思に沿うて改正した方がいいというように考えております。
占領中に作られた憲法だということは、改正した方がいいという理由のおもなる理由になります。
内容も形式と相待って改正をした方がいいと思います。
ただいま淺沼君の言われた内容については、私の反対のものもずいぶんたくさん掲げられました。たとえば民主主義を改正しよう、天皇主権に持っていこう、そういうようなことは考えておりません。民主政治はやはり堅持しなければいけないと思っております。それから基本的人権も改正する意思はございません。私個人としては、大体において憲法調査会において審議は十分されるということに残しておく方がいいと思いますけれども、しいて私の意見を問われれば、そういうような三大原則に対しては、私はただいまのところ改正したいと思っていないのです。
その通りです。全面的に審査をしてもらうつもりでおります。