あなたの言うのは正しいと思います。
あなたの言うのは正しいと思います。
私はあなたの論が正しいと思います。
やりたいと思います。
あなたが先ほど例に引きました通り、イーデンはチャーチルから受け取って、総理大臣になって、そして解散をしました。この方法も決していい方法ではないと思います。一つの方法だと思いますから、ただいまあなたが念を押すためにおっしゃった一つの道を歩むとは私は申しません。
先刻申しました通り、総理大臣ができて選挙をする方がいいだろうと私は言ったのです。それ以上に答弁することはできません。
憲法の上から、あるいは議会の運営の上から、それは必然的なものとは私は言いません、必然的に総選挙をしなくてはならないというような憲法はなし、そういうような慣習もないと思います。ただ私がやめて次の総裁ができましたときに、総理大臣にその人が指名されたる場合に、その人は多分総選挙をするだろうというように私は推測するだけです。
私はそういう方向をとるのがいいと思うのです。
大体におきまして、憲法においては改正すべき点は各章にあると思うのでありますが、これは憲法調査会において慎重に審議してもらう以外に道はないと思います。
具体的にお話があればそれについての意見はあとう限り申し上げますけれども、大体においてどういう憲法改正をするかというようなことは、これは学識経験者も入れて、そして多数によって決定してもらった方がいいと思います。たびたびこの席において申しました通りに、これは急いで憲法を改正したいというわけではないのですから、完全な改正をしたいのでありますから、そんなに早く私の意見を言う必要はないと思います。
主権在民というこの制度を変更する意思は持っておりません。
第九条については、ただいまでは日本は最小限度の自衛軍を持ってもいいといろ解釈になって、陸軍なり海軍なり幾分かの空軍を持っているわけでありますが、これは表面から見ますれば、憲法にはそういうものを持つちゃいかぬと書いてあります。幾らか自衛のために軍隊を持ってもいいということにも憲法上疑義をはさみ得るのでありますから、そういうような問題のなくなるように憲法を改正をして、現在自衛のためには自衛軍を持ってもいいという解釈に日本ははっているのでありますから、その通りに憲法もしたいと思っており致す。
自衛を全うするのにはその方がいいと思うのです。
自衛隊法に書いてあると同じような文句を憲法に用いても一向に差しつかえないと思うのです。それだから社会党によく相談すれば社会党も反対する理由はないと考えています。
そうです。
主権在民については変更する意思のないことは先刻申した通りであります。天皇を主権者にするという意思は持っておりません。 〔重政委員長代理退席・委員長着席〕
今の憲法においては天皇は日本国の象徴だという文字が使ってあります。それでありますから、そういう文字を使う方がいいか、もり少し違った文字を使う方がいいかは、これは憲法調査会において審議すべきものと思います。
天皇を統治権の主体にするという意思は持っておりません。
その点は、やはりよく文字を考えてもらった方がいいと思う。
それは、たとえば天皇は象徴だということですが、これは日本を代表する場合に象徴だというのがいいか、あるいは日本の代表者は天皇だ、天皇は元首だと言った方がいいかは……(「それは主権在民じゃないじゃないか」と呼ぶ者あり)いいえ、私天皇は元首だということは主権者だという意味ではございません。そういうことはイギリスでもちゃんときまっているのですから、そんなことを心配することは要らないと思う。
私は天皇を主権者とするという考えは持っていない。