この問題は非常に重大な問題であります。もちろん憲法調査会で慎重に検討してもらわなくてはならない問題でありますが、私自身がどういうように考えているかという御質問に対しましては、自衛力に対する最高指揮権は国会に対して責任を負う内閣が持つべきものであると私は考えております。
この問題は非常に重大な問題であります。もちろん憲法調査会で慎重に検討してもらわなくてはならない問題でありますが、私自身がどういうように考えているかという御質問に対しましては、自衛力に対する最高指揮権は国会に対して責任を負う内閣が持つべきものであると私は考えております。
民主的な意思によってきめる意思があるかどうかということですか。
もちろん民主的にきめなくてはならない問題だと思っております。
お考えの通りだと思います。
私は秘密議事録を読んでおりませんし、どういう性質のものが書いてあるかも知りませんので、ただいま発表してもいいかどうかという御返事はできません。
ただいま私にはそれに対して判断がつきません。御返事はできません。
山崎君から答えてもらった方が明瞭になると思いますから、山崎君から答えさせます。
私は秘密議事録を見ませんでも、占領中になしたる憲法の実情、それらを見まして改正の必要ありとする判断をいたしました。
憲法改正について、アメリカからは何らの要請はありません。
アメリカの人が、どういうような考えをだれが持ついたかということについては、私は存じませんが、とにかくアメリカの政府、あるいは要路の人から日本政府に対して正式に憲法を改正をする方がよかろうというような要請は、断じてございません。
迷惑だと考えます。
形式的には明治憲法の改正手続によって行われましたものでして、現行憲法が無効になるものとは考えません。なお最後に、三原則に対して考え方を直していったらいいじゃないかというような御質問がありましたが、三原則は変更する意思はないということは、たびたび申しております。
そういうような考え は持っておりません。
むろん憲法調査会において君主の表現の仕方などはきめることが当然なことでありますけれども、私はどういうようなことを考えているかといえば、主権在民をくつがえすような考え方は、毛頭持っていないということだけは明瞭にしておきます。
現在の憲法においては君主政治ではありません。
民主政治です。
私はたびたび申しましたように、民主政治を、主権在民の制度を変更する意思はないのであります。
たびたび私が今までお話ししたことによって御了解を願います。少くと司憲法調査会はそれらの点について慎重に検討をして日本のために間違いない方向に出るものと確信をしております。
たびたび私は明瞭にそういっております。民主政治をくつがえす意思はありません。
現在の憲法においては、総理の権限が少し大き過ぎるというような論もあるのです。それですから、そういうような天皇の権限を一歩も前進はさせないというようなことを明言するわけには参りません。憲法調査会において慎重に審議をして、民主政治をくつがえさない限度におきましては、幾分かの変更はあるかもしれませんから、その約束は私はただいまはできません。