南樺太、北千島は御承知の通り日本は放棄をしております。放棄をしておりまして、これをソビエトに要求してもソビエトが承知するはずはないと思いまして、このたびの交渉においてはそういうことを主張しませんでした。
南樺太、北千島は御承知の通り日本は放棄をしております。放棄をしておりまして、これをソビエトに要求してもソビエトが承知するはずはないと思いまして、このたびの交渉においてはそういうことを主張しませんでした。
国際情勢が変化すれば、従って日本の要求も変化するでしょう。しかし変化しない前に主張するという気分は持っておりません。変化しなくては主張してもむだだと思うのであります。
日中との友好関係を保持するということは、もとより必要です。そのために努力をしておるわけですけれども、日中との国交の正常化ということは直ちにでき上らないという事情のあることは、あなたも御承知の通りであります。それですからとにかく貿易を増進して日中との友好関係を積み上げていくことに目下は努力中であります。
日中との貿易をなるべく増進したいということはたびたび言っております。その方法はといえば、ココムの制限をできるだけ少くしていって、あるいは貿易のために必要なる措置を、その必要が生じたに応じて作っていきたいという希望を持っております。
変更ありません。
私は政権の授受の民主的ルールというものは非常に貴重なことだと思うのです。政権授受ということは、私の引退の形式いかんによるのでして、後継内閣が永続――まあ形を変えただけのような意味であるならば、他党に譲るとか、解散を必要としないと思います。しかしまだ引退の形式がきまっておりませんから、後継内閣をどうするとか、あるいは解散をした方がいいとか、反対党に渡した方がいいとかいうようなお返事はできないのです。どっちが民主的かということは言えないのです。
変りません。
あの当時におきましては、第一党の内閣が総辞職をしたのです。その結果第二党のわが党が、社会党の協力を得て政権を得ることになりました。けれども第一党内閣が総辞職した場合におきましては、第二党が政権をとるということは、何も不思議はないのであります。
あなたの質問の前提が違うのです。前提において第一党内閣の失政の結果やめた場合と、失政なくしてやめて後継者に譲る場合とは違うと思うのです。
失政の結果やめるとは考えておりません。ただ二年間、やりますと、疲れてきますから……。
私は答弁の限りじゃないと思います。
私は民主政治のルールはよく知っております。もしもあなた方が私どもの失政を追及されて不信任案をお出しになって、それが多数で通ればそのときにはやめるか、解散をするかいたします。
このたびの北海道の冷害は、その被害が四十年来の甚大なものといわれております。被災農家に対しましては同情を禁じ得ません。政府としては北海道庁とも連絡の上、すみやかに救農土木事業等を中心とした応急対策を講じておりまして、また寒冷地帯農業安定のための恒久策についても検討を進めたいと考えております。 なお九州地方台風被害に対しましても、すでに応急措置を講じておりまして、災害施設の復旧についてもできるだけすみやかに実施する所存であります。これらに要する費用はただいま大蔵省において適当にできるというのでありますから、補正予算は出さないのであります。
農林大臣の御答弁によって御了承願いたいと思います。
歯舞、色丹だけを問題とすれば、ただいまでも解決はできる。けれどもその他の領土についても、ある時期において日本の領有としたいという希望を持てば、どうしてもその領土問題という一括の問題の中に歯舞、色丹の問題も入るものですから、取りのけてこれだけを先に解決するということは今回はできませんが、これは非常に主張したのです。歯舞、色丹は以前に日本に返還を約束してあるものであるから、約束した部分は即時に実行してもらって、その他の領土について継続審議にしてもらいたい。これは再三言ったのでありますけれども、どうしても領土問題という中に歯舞、色丹を加えて一括しなければ承知しないで、御承知のような条件で取りきめをいたしてきました。しかしあなたのおっしゃる
あなたの御趣旨はよくわかります。
国後、択捉その他の島嶼、歯舞、色丹を除いたその他の島嶼について、ソ連との間に何らの制約はありません。確かに国後、択捉については要求をいたしましたから、ソ連側においてもよく承知をしております。この次の継続審議の中に入っておるということをよく了承されております。これは大丈夫ですから、御心配のないようなものです。
私はただいまの御質問に対して外務大臣の言っていることを聞いていたのですけれども、外務大臣はサンフランシスコ条約のためにその加盟国と何らの相談なしにやってもいい、何らの了解なしにやってもいいということは申しませんでした。ただ法律的に非参加国との約束はできる、それから政治的には話し合いをする必要があるということは言ったと思います。今あなたのお話では加盟参加国、サンフランシスコの条約の加盟国とは何らの了解なしでもいい、何らの相談なくてもいいとおっしゃいましたけれども、そういうことは申しませんでした。
私はあなたの意味がよくわからなかったのですが、とにかくソ連と日本とは私は平等の立場において話し合いをしたものであると、決して不平等の立場に立って相談をしたのではないと思っております。
国内の人の利益を無視してもいいというような考え方はもちろんしておりません。