足下の物価高の主因が輸入物価の上昇であるということは言うまでもありません。その背景にある資源高、これは海外への所得流出につながって、経済の下押し要因となります。日本経済そのものが現在コロナ禍からの回復過程にあります。こうした下では、日本銀行としては、金融緩和によって我が国経済を下支えするという必要があるというふうに考えております。 また、政府の物価高騰対策、これは、エネルギー、食料品などに的を絞った価格高騰抑制策や、低所得世帯への支援策といった所得分配政策を通じて、国民生活や企業活動等に与える悪影響を緩和し、景気を支えるものと理解しております。 このように、日本銀行と政府の政策は相互補完的なものであるというふうに考えておりま
