米国の場合は、御案内のとおり、このウクライナの戦争が始まる前に既に実は消費者物価の上昇率が七・五%ほどに達しておりまして、コロナ感染症からの景気回復が極めて急速で、しかも労働市場がかなりタイトになって、そうした中で賃金が上がる、そして消費者物価が七・五%も上がるということで、米国の場合は金利の引上げをしようという方向になっているわけですが、我が国の場合は、先ほど来申し上げているとおり、生鮮食品を除く消費者物価の上昇率はプラス〇・二%ですし、先ほど申し上げたいわゆる実力ベースでも〇・六%ぐらいですので、米国のような状況になっていません。 その下で、仮にこのエネルギー価格とか穀物価格が上昇して、物価の上昇率が非常に高くなって二%を超
