先ほど三木委員から御質問のありました脳腫瘍の問題です。今度は原研の炉を使ってアメリカ人の脳腫瘍の治療をやる。第一回目は、日本人が東京原子力産業研究所の施設を使って、東大の脳神経外科の佐野教授がやったのです。これはこの問題が質問に出ましたから参考のために伺うのですが、第一回目をやったのは、ボロンを原子炉に入れてボロンの放射能をつくって、そのボロンの放射能を脳腫瘍に当てて治療した、こういうことですか。どういう治療方法なんですか。
先ほど三木委員から御質問のありました脳腫瘍の問題です。今度は原研の炉を使ってアメリカ人の脳腫瘍の治療をやる。第一回目は、日本人が東京原子力産業研究所の施設を使って、東大の脳神経外科の佐野教授がやったのです。これはこの問題が質問に出ましたから参考のために伺うのですが、第一回目をやったのは、ボロンを原子炉に入れてボロンの放射能をつくって、そのボロンの放射能を脳腫瘍に当てて治療した、こういうことですか。どういう治療方法なんですか。
結局ボロンを原子炉に入れて放射能……。
そうすると、結局ニュートロンの治療方法ということなんですか。
もうちょっと専門的にひとつ……。ボロンを入れて、それでニュートロンを当てると特別の放射線が出るのですか。
最近日本で脳腫瘍を放射線治療によって成功したということで、だいぶ反響があったように思うのでありますが、放射線医学総合研究所を建設いたしますときは、この委員会において、こういう問題を中心としてずいぶん論議をかわされたわけであります。その当時社会党の岡博士の所論などいま読んでみますと、放射能の治療によって病種が区別される。たとえば、コバルト六〇を照射している病気は何、あるいは燐の三二を照射しているのは甲状腺だとか、そういうようないわゆる射放線の治療によって原子力平和利用の世界というものは大きなウエートを持つであろうということで、放射線医学総合研究所をつくったのですね。何か新聞から受ける感じを土台として考えますと、そういうえらい目的を持っ
これは最初は出力の非常に小さい原子炉でもってやったわけですが、今度東海村の国産一号炉というのは熱出力一万キロワットです。百倍にも匹敵する原子炉を使って脳腫瘍をやるというのですね。ですから、ほんとうに脳腫瘍の治療で、ガン腫というものに対して放射線の効果いかんというものを研究することは、原子力局においても、あるいは関係研究機関においても非常に大きな問題だ、こう私は思っておるのです。幸いにして、放射線医学総合研究所のバンデグラーフでもって乳ガンのニュートロン治療に二例ある。それは普通細胞を破壊せずして、乳ガンの細胞を破壊していくという実施例が出ておるわけですね。こういうことはまつ先に取り上げられて、そうして、バンデグラーフが一体どのくらい
これより会議を開きます。 私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。 これより委員長の互選を行ないます。
ただいま小宮山重四郎君より提出されました動議に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、石田幸四郎君が委員長に御当選になりました。(拍手) 委員長石田幸四郎君に本席を譲ります。 〔石田委員長、委員長席に着く〕
これより会議を開きます。 私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。 これより委員長の互選を行ないます。
ただいま小宮山重四郎君より提出されました動議に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、石田幸四郎君が委員長に御当選になりました。 委員長石田幸四郎君に本席を譲ります。(拍手) 〔石田委員長、委員長席に着く〕
科学技術基本法に対しまして、簡単に御質問を申し上げたいと思います。 この法律案は、科学技術庁が設置せられましてからの問題でございまして、相当いろいろな方面から論議を重ねられ、今回法案として提案されたのでありますが、わが国の科学技術の進展が世界的に驚異の的となっている最中に科学技術基本法の審議を行ない得るということは、まことに慶祝にたえないことであると思うのであります。ただ残念なことは、国会も終末になり、大臣もお忙しいので、長い時間をとって御質問を申し上げるわけにはまいりませんので、簡単に質問を申し上げて、その他は次の機会に譲りたいと思うのであります。したがいまして、御答弁もきわめて簡潔に、しかも、私の質問に対しては、本日御即答を
前文に書いてございますように、国家的認識、国策樹立の必要性、それからその具体的方向をここに明示されておるのでありますが、これを通読いたしますと、近代国家というもののあり方、近代政治というもののあり方というものに対する科学技術の存在的価値というものは非常に大きなものだということがここに見出されるのであります。長官は近代国家、近代政治の中核として科学技術の振興というものが不可欠なものであり、かつ、非常に重大なものであり、この科学技術の振興というものが中核をなさなければ、近代国家並びに近代政治というものが確立しないという立法精神をもってこれを御提案になっているかどうか、この点について簡単に御所信を承りたいと思うのであります。
近代国家の中核、近代政治の中核に科学技術の振興というものを取り上げなければ、その体系を強力化することができないというお考えにつきましては、私も非常に同感を表するものでございますが、ここで簡単にお伺いしておきたいことは、一言に科学技術、こう申しますけれども、その科学技術というものが意味する真意というものは那辺にあるかということでございます。これは徹底して御質問を申し上げますと非常に長くなりますから、次回に譲りたいと思いますが、その概要を申し上げて御答弁を願いたいと思いますことは、科学と申すと、非常に広範多岐な分野を意味することになるわけであります。私が入手いたしましたサイエンス、科学というものに対する定義も、調べてみますと幾通りもござ
そうすると、サイエンティフィカル・テクノロジーあるいはサイエンス・アンド・テクノロジー、どっちを意味するのですか。
そろそろ時間ですということでございますから、あまりくどくは申しませんが、この「科学技術」ということばの定義は、私の記憶におきましても、何回も本委員会において論議されたのでありますが、最終段階においては、「科学、技術」ではない、「科学技術」というのが一つの用語であるという解釈が、私の記憶においては最後の解釈であったように記憶いたしておりますが、ただいま局長の答弁を伺いますと、科学と技術は別だ、科学技術というとサイエンス・アンド・テクノロジーだ。私のほうの解釈はサイエンティフィカル・テクノロジーだ、そう解釈いたしておったのでありますが、この点は少し食い違っておるようでありますから、この押し問答は後日に譲ります。 ただ、私としてここで
それは根本的に私は違うと思うのです。一方においては、権限を規定しておいて、一方においては、科学技術の基本政策というものを全般にわたって科学技術会議の議を経なければならないということは、これは月とスッポンほどその権限において差異があると思いますが、これもひとつよく御検討の上、次回において御答弁を賜わりたい。 委員長、これで私の質問を終わります。
有澤委員と委員会において相まみえますことはまことに久しぶりで、久闊を叙する意味ではございませんが、一応佐世保の問題について御質問を申し上げておきたいと思います。 私は、佐世保の原潜放射能の問題は、こと原子力の平和利用に関しまして非常に大きな問題であるということを考えておるのであります。したがいまして、その原因が原子力潜水艦の炉から放射能が漏れたのだとか、あるいは第一次冷却水が放出されてそれがシンチレーションないしガイガーカウンターにかかったのだというような、そういう想像は一切抜きにいたしまして、そういう現実というものをどうして把握していくかということ焦に点をしぼって考えたいと思って、日夜苦慮しておるのであります。そういたしますと
ですから、海中にシンチレーションカウンターをじかに入れて、ある一つのカウントをはかった、それからモニタリングボートの上では海面から何ぼ離れておるか。三メートル離れておったら、距離の自乗に反比例するから、こっちは何十分の一かに減らなければならぬ。それが同じような数値があらわれたということになれば、どこかに欠陥があるのか、放射能はそういう物性か。そうじゃないでしょう。そういうところを突き詰めていかなければ、ただ流れたんだろう、流れたんだろうということで推測して犯人を追及していっても、科学的な判断にはならないんじゃないか。それはどうなんですか。