それは私も文書によつて承知いたしておるのでありますが、そういうような研究を従来の研究費からわずか六千三百万円増額でもつてやり得るかやり得ないかというところに、この予算に対して非常に不満があるわけであります。たとえて申しますならば、これは電波というものに対する認識の相違でございましようけれども、私の想像でありますが、ラジオが大体二千万台今あるのじやないかと私は予想しておるのであります。この二千万台を一日に五時間スイツチを入れ、一時間の電力量を五十ワツトと計算してやりますと、大体一日に五百万キロワツト・アワー使う。これはずいぶん厖大な電力をラジオは食つているわけです。五百万キロワツト・アワーの電力をトランジスターにかえますと、大体二割で
