炭田ガスの性質は、ここで論議しても始まりませんし、私もしろうとですからやめまずすれども、かりに炭層をはさんで上下百メートルを石炭ガスと名づけるということになりますから、この賦存状態はやはり特殊の賦存状態もあるかもしれない。要するに炭田地帯に対して千メートルとか三千メートルとか層序試錐を方々でやってみて、その地殻構造から炭層の成因を調べて、はたして炭田ガスというものは炭層だけに付随したガスであるのか、あるいはもっと大きな間隙を縫った場所にガスが累積されるかということも、調べてみなければわからない。 しかし、何にいたしましても、四千七百億立米というものの見通しがついておるならば、これは何とかして開発をしなければならない。その開発に対
