把握しておるなら、科学技術庁の付置研究機関から出てきた結論というものはどんどん世間に公開をし、公開することによって生産体制と結びつけるということをやらなければ、付置機関として金をかけて研究をさせることは減殺されると思うのです。なぜかというと、科学技術庁設置法の第三条は、あくまでも国民経済の発展に寄与するためであると言っている。ですから、まず自分の庁にある付置機関が、ある一つの目的に対して研究をやり、その研究の結果が他の官庁に及ぼすべきものであるとしたならば、勇敢にその研究結果をもって他の官庁の行政に対して勧告なり注意を促すということは、当然の務めだと思う。そんなことをやったことはありますか。
