人口問題というのは非常にむずかしい問題でございまして、人口の扶養力の問題すなわち資源との関係、それから公害、環境汚染の問題、いろいろな問題とからみ合っておるわけでございます。さらにまた、将来の生産を考えての労働力との関連においても考えなければならぬ。しかもまた、これは日本だけの問題ではない、やはりグローバルな、世界的な問題として考えていかなければならない。こういうことであろうと思います。 一部、日本においても人口というのは国力であるという考え方もあったりしまして、この問題について確たる政策を立てるということがなかなかむずかしい状況にあったことは、皆さん御承知のとおりでございます。しかしながら、本年御承知のように、国連を中心として
