経営破綻に追い込まれ、多くの方に迷惑をかけるだけではなく、大きな社会不安の種をまくということはあってはならぬことでありますことは、御案内のとおりであります。大蔵省の金融行政も、そういう意味では、その視点をしっかりとにらみ、銀行は信頼できる、安心だということでありました。 これが、昨年の夏以降の急激な変化、私どもの予想を超える変化でありました。絶対次の時代を担うであろうと折り紙つきのアジアのポテンシャル、アジアの現況、こういうものが金融不安ということで深刻な問題を投げかけました。我が国においても、山一証券、拓銀、大手が倒産に追い込まれるという深刻な状態になりました。 そういう中で、政治として、政府として大事なポイントは、お預か
