委員御指摘のとおり、このように複雑多様化する社会の要請にこたえ適正迅速な裁判を行っていくためには、裁判官が優れた専門的な能力に加えて柔軟な思考と幅広い識見を備えるということはますます重要になってくるものと考えております。 裁判官は、そもそもはそれぞれの具体的な事件を通じ、あるいは日常の社会生活を通して、それぞれ自己研さんにより人格識見の涵養に努めるというのが本筋であろうと、これは一生そういったことを一生懸命努めなければならないというものでございますが、そのような自己研さんの一助とするために、最高裁といたしましても、従来から能力向上のための種々のプログラムというものを実施してきているところでございます。 具体的には、司法研修所
