国後、択捉を日本国の領域であるとも領域でないともいずれとも決定していないというのが現状でございます。
国後、択捉を日本国の領域であるとも領域でないともいずれとも決定していないというのが現状でございます。
条約の問題でございますので、私からかわって御答弁いたしますが、国後、択捉は北海道プロパー、北海道本島そのもの、これではなくて、ここに書いてあります諸小島こちらの方に入ると考えております。
日本には本州、北海道、九州及び四国、この四つの島のほかに何千という実は小さな島があるわけでございまして、あるいは淡路島でありますとかあるいは隠岐でありますとかあるいは大島でありますとかあるいは江ノ島でありますとか、いろいろな島があるのでございまして、これらは全部いわば諸小島ということに入ると思うのでございます。これについて連合国が最終的に決定いたしますのは、あらゆる連合国が参加いたしました国際会議におきましてこれを決定すれば、これが決定するわけでございますが、御承知のようにそういう意味での国際会議というのは開かれておりません。従って連合国のうちの大部分との講和条約ということがサンフランシスコ平和条約であったわけでございます。ここにお
当然日本国の領土でございます。
連合国が決定したときに日本の領土からはずれるのでありまして、連合国が決定するまでは当然に日本の領土でございます。
御承知の通りポツダム宣言は日本の降伏の条件であります。日本が降伏する際に、こういう決定が将来連合国でなされるであろう。そういう場合には日本はこれに承服するという、いわば条件で降伏した、その意味のがポツダム宣言でありまして、最終的にこれが履行されるまではこの領土条項というものは確定しないわけであります。それが確定するまでは当然これは日本の領土であるということになるわけでございます。もちろん日本がサンフランシスコ条約ではっきり放棄いたしました場合、これはもう日本の領土からはずれております。しかしながら千島列島あるいはクーリル列島と申しますか、これの範囲はサンフランシスコ条約ではっきり確定していないのでありまして、そのときの日本の全権も国
これは、日本の行政区画におきましては、千島の国というふうにいたしまして、その中に北千島、中千島、南千島ということに分けていたのであります。従って詳細な日本地図には、そういうことが載っているものがあるかと思います。
日本の地図でございます。
日本国のその当時の行政区画として、北千島、中千島、南千島というのがあったのでございまして、その意味ではそういう区画に分けた地図があったと私は推定いたします私がこの目で見たわけではございませんが、あり得ることと思います。
私も各国の地図を調べたわけではございませんので的確には存じませんが、クーリル・アイランドというものを二つに分けた地図というものを特によく承知しておりません。
フランス語でございますが、この第二款の前半といいますか、そのほとんど全部でございますが、これが今御指摘になった……。
群島は「ル・グループ・デジール・ディット・クリル」です。
これはクリルと称せられる島の一群、こういうことでございます。
一部ではございません。一群でございます。群でございます。
この条約の解釈でございます。
書いてある文章の解釈でございますので私から申し上げますが、この仏文は日本文よりももっとさらに明確に、要するにこの十八島をクーリルと称するということが明らかに出てくるわけでございまして、「ル・グループ・デジール・ディット・クリル」、クーリルと称せられる島々のグループ、こういうことでございますので、従って、このグループがクーリルと称せられるということで、十八の島が書いてあるのでございます。だから、フランス文では明確に、この条約でクーリルと称するものは十八の島であるということがはっきりしているわけでございます。
まず一番もとは、サンフランシスコ条約に書いてありますザ・クーリル・アイランズということの定義が書いてないことでございます。正確に平和条約を結ぶ場合には、どの島が入る、どの島が入らない、付図までつけてはっきりするのが普通でございますが、サンフランシスコ条約には簡単にクーリル・アイランズと書いただけで、明確にどこまでということが規定してないのがまず根本でございます。従って、このクーリル・アイランズがどの範図に及ぶかということは、いわばサンフランシスコ条約の各署名国が自分で判断し、自分で解釈できるわけでございます。その際その解釈について一言言ったのは日本全権団だけでございますが、日本全権団はこの国後、択捉は日本固有の領土であるということを
日本全権の発言は会議の一番最後に行なわれたのでございまして、その後各国からの再発言はなかったのでございます。これに賛成も反対も実は表明されておりません。
ヤンガー英国代表は、いろいろ発言をいたしましたが、国後、択捉については特に発言していなかったと思います。
日本の領土でございます。