今のお話のとおり、日本は海運国であり貿易国であり、膨大な物資を日本に入れてこなければ国民生活も成り立たない。油を一つ考えてみても、油が来なければ農業もできない、そういうような国情にあるので、海上における輸送の安全を確保するということは日本にとっては致命的なものであり、そういう点からも洋上防空というものは日本防衛機能の大事な部分である。それを否定なさることからまず根本的に我々と違う。これは、防衛というものを全く無視しているかあるいは防衛に対して我々と基本的考えが違う、そういうことでないかと思う。 「防衛計画の大綱」におきましては、兵器というものは日進月歩でございますから、その日進月歩に対応できるように、要するに防衛というのは相対的
