都市の交通を公営主義にするという方針が確立していたということは、まだ私寡聞にして存じておりません。ただ都市交通、電車にしてもバスにしても鉄道にしても、高度の公共事業でございますから、厳重に監督、取締りをし、十分注意しなければいけないということはお説の通りでございます。従つて自動車に関する限りは道路運送法という法律によつて、免許によつて権利を保護すると同時に、義務と責任を十分に果さず、こういう建前にして、公共の福祉を確保するよう努力しておるわけでございます。その意味でバスは市営であろうと国営であろうと民営であろうと、すべてこれ公共事業でございまして、決して民営であるから公共性がないということではございません。もし民営で公共的な事業営が
