この一九五四年のアイゼンハワー大統領の一般教書に基く予算の作成におきましても、ハンフリー財務長官は軍備は戦略に従属し、戦略は兵器によつて規定される、そして軍備というものは、まあ日本の政府の言われるのでは、自衛力というものは戦略によつて規定される、戦略というものは新兵器によつて影響される、だからそういう兵器の発展段階にふさわしい外交政策並びに軍事予算を組まねばならんという見地に立つて今度の予算も組まれ、それと一体の関係に立つ日本としても非常に深い関係があると思うので、私はやはり只今の小瀧次官の言葉だけではなかなかそういうことだけで今とられている日本のこの協定を結んで自衛力を漸増する方式に安んじて従うということができないと思うんです。
