この審議の必要上、本当はそういう出てきた要望、積算をした基礎になった事業及び数字、これを資料としてちょうだいいたしたい。本当はそういうものを見てからでなければ審議できないのですよ。そういうのがあるはずなんだから。やみくもに百億あればというつまみ銭のようなことで国の金で百億という数字が出てきたとは私は思わないのです。それひとつどういうふうな要望が出てどういう数字になったかというのをちょっと御説明いただけませんか。それが一番大事なところなんです。
この審議の必要上、本当はそういう出てきた要望、積算をした基礎になった事業及び数字、これを資料としてちょうだいいたしたい。本当はそういうものを見てからでなければ審議できないのですよ。そういうのがあるはずなんだから。やみくもに百億あればというつまみ銭のようなことで国の金で百億という数字が出てきたとは私は思わないのです。それひとつどういうふうな要望が出てどういう数字になったかというのをちょっと御説明いただけませんか。それが一番大事なところなんです。
実はちょっと各省庁でだれを出席させたらよいか困っておるので、名前を知らせてくれ、まあ名前というか、こういう件名というか、いま出席する方たちの方からそういうことが出ているので、ちょっと休憩していただいて相談をさせていただくわけにはまいりませんでしょうか。
提案理由の一番最後に戸籍の取り扱いの問題がございます。これは大変な従来の日本の戸籍法の制度から言うと大きな振りかえになります。それで従来法務省は旧島民のそういう要望があったのをずっと抑え込んできましたね。ここに来てこれを認めるということになった、そういう法務省の制度に対する見直しの大きな理由、それから根拠、これをひとつ、提案者でも結構です。
地域の振興をうたっておるのですが、この中でコンブ漁が再開しました。約六億円くらいの生産がこれによって上がるようになった。この点については衆議院で岡田利春議員も指摘しておるところでございますが、これが当初岡田利春議員あるいは飛鳥田社会党委員長等も骨を折ってソ連との間に大きな煮詰めをし、参議院でも川村清一議員が非常に骨を折った。いまにもできそうな段階に来ておったものが四年間もストップしたのです。しかもそのストップした理由というのは主として日本の側にあったわけです。 こんなに喜ばれるものを四年間もストップして年間六億もある収入を抑え込んだ莫大な損害、こういうものはこの基金の中では救われますか。
どうもだんだん話を聞いていきますと、あれもだめこれもだめということで非常にさびしくなってくるのですが、この法案の第一条の「目的」の中で「北方地域元居住者に対する援護」、これはどういう援護をするのですか。お金を配るのですか。どうなんですか。
これ「臨接地域」の「住民の生活の安定」と「目的」では大変大上段にうたっているのですけれども、これちょっとオーバーじゃないでしょうか。百億の基金で「生活の安定」、どうなんですか、これ。 いまお聞きしますと年間七億くらいの金が一市四町でしょう。どういうふうに分けてみても、しかも先ほどからのいろいろなものは、近藤提案者からのお話によりますと町村から出てきているのが大体決まっていますね。生活の安定というのは要するにそういう町村の希望する公共施設をよけいつくるということにこれは理解してよろしいのですか、ここでいう生活の安定というのは。
そうすると、これは要するに抽象的なものであって、これとこれとこれというのはないわけですね。
この第六条がきわめて抽象的なんで、これだけではちっともわからないのですよ。 それで、この第一条「目的」のうちの「住民の生活の安定」ということで、たとえば「交通施設及び通信施設の整備に関する事項」、これは衆議院でも岡田利春先生がこういうふうにうたったっていま国鉄線外そうとしているじゃないか、どうなっているのだ、これに対してはきわめて抽象的な答弁よりないのですよ。時間もないからということで先へ進まざるを得なかったので重ねて聞くのですが、ここでこういうふうにうたっていながら一体国鉄の線路は外すのですか外さないのですか。地元から出てきている計画書では外れた計画で出てきていますか、それとも外れない計画で出てきていますか、地元の要望は。
「住民の生活の安定」ということでしょう。そしていま提案者はそれは抽象的でなく具体的だ、具体的に六条にある、こう言いましたね。六条にあると言うから私その六条でいま質問したのですよ。そうしましたらお答えはきわめて抽象的なんですよね、この六条について。六条で具体的だと言ったって一体ここで言う「交通施設の整備に関する事項」というのは何を言うのですか、これ。 まず第一に動脈である国鉄標津線、その他みんなあれ外れることに計画なっているのですよ。それは地元からは外されることで計画は出てきているのですか。地元の要望で積算して大体百億くらいあればいいということになったという先ほどの答弁なものですから、どっちで出てきていますか。
地元からは外さないでくれという要望が出ているのですよね。出てますわね。地元の要望を入れて計画をこれから策定していくのでしょう、こういうものについて。
そうすると、ここで言う「交通施設」というのは何ですか。
これはちょっと政府の方針に従ってやるということでいいのですか、提案者。 それはしかし大動脈ですからね。鉄道の問題を外して交通施設の全体的な体系の計画なりこれからの方針というのは立たないはずですよ。それを外すというのです。そうしたらあとは今度はパスから除雪から通学から全部いろいろな問題が出てこないと生活安定に結びつかないのです。それを外すということは、これはちょっと開発庁、それだけでやめないで、問題になると困りますからもうちょっと何とか言いようしないと。(「質問者がそんなこと言ったらだめだよ」と呼ぶ者あり)だからこっちが本当に説明者みたいなものだが、それはちょっと開発庁もう一回答弁し直しなさいよ。
提案者にお願いしますが、これだけ大上段に生活安定掲げておるので、交通問題だけとると動脈である国鉄残す、このことに全力を挙げてこの飢饉下の財政を回す、これくらいな提案者として考え方ないのですか。いや大問題、一番の問題なんですよ。いまのようなことでは困るのです。
いまの御答弁によりますと、結局アウトサイドのいわゆる制度に乗らないようなものをできるだけ拾い上げていく、こういうふうにようやくこの法案の一つの全貌というか、そういうものが何か出てきたような気がするのです。 だから、そういう点から言いますと、今度三番目の「国土保全及び水資源開発に関する事項」、これはどういうことをやるのですか。
この治山事業、これは事業計画を立てればいま全額国庫ですよね。これどこへこれに助成するのですか。助成したり手当てするのですか。
だんだんわかってきたのですが、結局大半の仕事はそういう公共事業のたとえば国土保全事業、公共事業の計画に基づいてやる仕事をやるということでしょう。 たとえば治山事業をとりましょう。必要のないところにダムをつくるわけないのですから全部計画にあるでしょう。計画に基づいてやっていくわけですね、治山計画に基づいて。そうすると、これはいまの制度では全額地元負担じゃないでしょう。治山事業について地元負担はないのですよね。これにこの計画の中でどういうふうなこの基金から財政援助して生活の安定のためにやっていくのか。こんなことをうたわなくたって治山計画に基づいてやるのですよ。それ以外にどこで治山やるのですか、治山計画以外の治山というのは。
そうじゃないのです。 いま治山治水事業というふうに提案者が言うから、治山事業について言えば治山計画に基づいて施行されるのです。治山治水の事業に基づいて施行されるわけです。その計画にないものが施行されるということはあり得ないわけですよね。やぶから棒にどこかここへダムをつくれということにはならないのですから、流量計算をして。そうでしょう。そうすると、それは既存の計画の中で補助金は、事業主体は市町村でないのですよ、治山事業は。道がやって、それは全部上乗せ農水省治山課でやっていく。国営と道営いろいろありますが、そういう全額国が見てくれる町村の治山事業を何でここでうたってやらなければならないのかということなんです。
要すれば、既存の治山計画なら治山事業計画で、ある事業もここの計画の中に載せてこの計画の中でやりましたという形をつくる、こういうことですか。
提案者にお聞きしますが、いまのようなのを何と言うか知っていますか。「羊頭を懸げて狗肉を売る」と言うのですよ。何のことない、ここに載せなくてもいいやつを載せて、こんなにこの計画でやったということにするということでしょう、簡単に言うと。そうですわね、別にあるのだから。
積極的にやってもらうというのは、そうするとこれは国に運動するということですか、やってもらうのに。