それじゃ、教科書に書いてあるのを全部読みますから、よく聞いておいてください。 ビールは、麦じゅうに、ホップを入れて苦味をつけ、発酵してつくる。大麦を水に浸したのち、二〇−二五度Cで七−一〇日発芽させて麦芽をつくり、焙燥して麦芽特有のかおりと色をつける。焙燥した麦芽は幼根を除いて割砕し、六五度Cくらいで糖化させ、ろ過して麦じゅうをとる。麦じゅうに麦芽重量の一−二%のホップを入れ、一−二時間煮沸して麦じゅうにホップの成分を溶出させたのち、ホップのかすを除いて冷却する。 冷却した麦じゅうに酵母を入れて発酵(主発酵)させる。主発酵は、五−一〇度Cで七−一〇日行なう。主発酵のおわったものは貯蔵タンクに移し、○−二度Cで数か月熟成させ
