砂防法の関係。
砂防法の関係。
自然環境保全法との関係をひとつ。
それから大気汚染防止法と水質汚濁防止法の関係。
もう一つ、水質。
河川法の関係。
電気事業法と熱供給事業法の関係。
ざっと見たところでも、こういういろいろな法律とのかかわりをこなしていかないと——先ほど、まだ場所決まっていませんと言ったですね。予算の執行ができなくなるのです。予算の執行上非常にむずかしいのです。 これは現行法でそういうふうな問題ですが、実は、それとは別にもっと問題になるのは、たとえば環境汚染の関係で水温の問題がございます。これも、現在は海水の水温の規制は行われております、主として発電所というふうなものが海岸沿いにずっとあるという前提のもとに。しかし、これから本当に地熱発電をやっていこうとすると、むしろこれは海岸から遠いところに多いのです。排水の温度の問題等は、どこでこの場合に規制することになりますか。
温泉法の関連との中ではどうなっておりますか。
ちょっと温泉関係でもう一回聞きたいのは、実は排水の温度の規制。温泉もポンプアップして出てきたお湯を河川に流しております。これらの温度の規制はどうなっていますか、温泉法では。
温泉法上はボーリングして出てきた温泉、これは自然湧出ならわかるのです。ボーリングして出てきた温泉が河川に入るのを河川法上の規制もございませんね。
私がいまお尋ねしておりますのは温度のことなんです。河川法上は温度について規制する根拠法はないですね。どうなんですか。
そうすると、現在の温泉法上の温泉のお湯が流れてくる河川に及ぼす影響ということで、熱水等についてチェックしているという事例はございますか、現在の河川法で。
自然の状態といってもポンプアップをしてくみ出している温泉水は自然の状態ですか。河川法上はどうなりますか。
やっていないということだけでいいです。 それから水質汚濁防止法の中で単純な熱水に対する規制はございますか。
温泉法、それから河川法、水質汚濁防止法等で、現在、相当の熱量の温泉ポンプアップというふうなものについては規制をしておらないのです。しかし、いま地熱の問題になりますと、先ほど御答弁のありましたように、どう地下に還元するかというふうなことが問題になっております。そうしますと、そういうことに関する費用、これらは全部コストにかかってきます、地熱開発の場合に。ですから、コストが高くなるということで地熱開発そのものを非常に困難ならしめるというふうな要素が出てまいりませんか。どうですか。
それで、また本論に戻るのですが、先ほどの熱水利用発電プラントの開発を北海道で行っていくというときに、これだけのいろいろな問題を持っているわけです。これらに対する総合調整はどこでやりますか。この場合の各省庁の総合調整をやる所管はどこになりますか。
そうすると、多岐にわたるこういう問題を全部事業者が一つ一つ解決しなければならないのに、いわゆる総合調整をやる機構というのはいまのところまだできていないということですね。そういう機構なり総合調整をやるという権限がある役所がないということですね。
大臣、実は地熱開発の問題を一つとってみても、もうすでに予算化されているのに個所づけがまだ決まっていない、こういう問題があるわけです。普通は、予算要求をした場合に、大体個所づけが決まって予算要求になり予算査定が行われるというのが順序なんです。どこをやるかわからないで、だんごをくっつけるようにこの予算がついているというふうなことは異例だと思いませんか。
これらのいろいろな調整をやりながら電源多様化勘定の中でこういうプラントをつくって、国の一般会計で行う研究機関でなくて特別会計の新しい機構の中で事業を進めていく、そして進めるのは事業体だということになると、これは大変なことだと思うのです。こういう点を、やはりもう少し地熱発電に本気で腰を入れるのであれば、これはこういった問題をもう少し詰めて、スムーズに事業が進められるような形の法体系を整えていく必要があるのじゃないか。実際に地熱発電をやるという場合に大変だ。というのは、内陸における発電あるいは熱水利用というふうなことがいままで考えられていなかったものですから、法的にもそういう点ではまだ不備な点がたくさんある。整備しなければならぬ。関係法
エネルギー元年とかエネルギーの危機というときにおいて、いままでの流れで来たものの法令の形の中だけで処理していくという、主務官庁がそういう消極的なことではやっぱりぼくは進まないと思うのです。そうすると、結局、いろいろ言っても原子力利用が中心で、あとはっけ足しかというような印象を受けるので、そうでない、こういう国内の隠れた、特に昨日も申し上げましたように、高速増殖炉なんというのはまだ世界じゅうどこも実際に利用されていない、そういうところに四百億もかけるのですから、それから見ますと世界じゅうでも地熱発電というようなことは実用化されているのです。ここへもっと積極的に、いろいろむずかしいこと、国立公園の中がどうだとかいろいろなことがあります。