最初、数字的に申し上げますと、たとえばICBMの数が米国の場合に千五十四基であるのに対しまして、ソ連が千六百基をこえているということ。それから、ポラリス型の潜水艦が、御承知のようにアメリカが四十一隻で長年とまっているのに対して、ソ連は、建造中を含めれば四十数隻、おそらく四十七、八隻になっているであろうと見られていること。それに対して、数的に米国側が有利でありますのは、長距離の爆撃機は米国が四百数十機でありましたか、五百機前後持っているのに対して、ソ連は三分の一程度といったようなことであります。 そこで、むしろソ連側に核バランスは傾いたのではないかという批判が、世界的にも、あるいはアメリカ国内にもあるわけでありまするけれども、米国
