ちょっと今頭をはねてとおっしゃいますが、御承知の通り予算の流用は許されないのでありまして、さようなことはおそらく、実例がございましたら何いたしますが、私どもとしては全然ないと信じております。これはごもっともな御意見でして、私ども決してこれで満足しておるのではございません。しかし裁判費の一カ年の全体が大体十二億、それで旅費その他を集めまして国選弁護が二億円以上になる。そうしますと、裁判費の約一割七分程度が国選弁護の費用になる。これはだいぶ前からだんだん増額してきて、そういうパーセンテージになってきたのです。しかしこれで満足しておるのではございません。とにかく国の財政の立場と、政府との折衝の際に、大体こういうようなところで落ちついておる
