いまの御説明で、防災工事を免れるために売買をしても鉱業権者に責任がある、これはわかります。それから有資力の場合は、五年間はそのボタ山については賠償の責任がある、これもわかる。しかし多くの場合、法人組織ですから会社が解散して消滅する、あとはどうなるかという問題です。問題はこれです。大体ボタ山の被害が激増してまいりますのは、いまは二十五度くらいの傾斜ですけれども、以前は三十五度、ひどいところは四十度近い山の中腹に三十度以上の傾斜でボタ山があるのです。それが七、八年たちますと風化作用によってぼろぼろとどんどん下にボタが落ちてくるのです。水田をおかし、家屋をおかして流れるのです。それが五年を過ぎた場合には、会社が解散してしまえばその責任者は
