例えばどういう指摘があるかといいますと、よく言われますのが円安。円安にすることによって輸出を伸ばしていく、それで経済を成長させていくという議論がありますが、確かに円安のおかげで、大企業、グローバル企業ですね、この収益というのは大幅に改善した。ところが、では輸出量が伸びているのかというと、決してそうじゃない。今まで、リーマン・ショック以降、ずっと輸出量は下がってきました。やっと今、下げどまったという状況だと認識しています。 もし今後輸出が伸びてきたということになったときに、その輸出が伸びたことが本当に中小企業の、特に地方の中小企業の収益に結びつくのかどうかというところに少し疑問があります。 というのは、かねてから言われています
