私はこのレアード長官の発言したことが、日本との関係者と何ら話もしないでこういう発言があるとは思われない。やはり、やるやらないは別として、こういった問題が日米間において話し合いがなされておるというふうに思うわけです。防衛庁長官に伺いたいのですけれども、そういったような話が過去にあったかどうか。事務当局でもけっこうです。
私はこのレアード長官の発言したことが、日本との関係者と何ら話もしないでこういう発言があるとは思われない。やはり、やるやらないは別として、こういった問題が日米間において話し合いがなされておるというふうに思うわけです。防衛庁長官に伺いたいのですけれども、そういったような話が過去にあったかどうか。事務当局でもけっこうです。
要するに、こういうことは、たとえば一方的に日本に対する防衛の期待といいますか、それを端的に表現していると思うのですね。そういう話があった、ないということは別にしましても。いまの防衛局長の話では、それはもういろいろな制約があって将来毛当然制約されるということなんですが、こういう要望については、たとえ石油の輸送問題にしても、とても今後海上輸送また海上防衛の構想の中では考えられないとか、あるいはまた、もちろん今後海上防衛の一つの段階においては当然考えられるのかどうか、そういった点、この辺は大事なところですから、はっきりと伺っておきたいと思います。
要するに、海上防衛構想の中においても、そういうことは将来考えられない、こういうふうに了承してよろしゅうございますか。
そうじゃなくて、いわゆるインド洋に対する防衛という意味と、先ほど言った航路帯ですか、ただ単なる航路の先導をするというような意味と、防衛といっても二つあると思うのです。日米安保条約に基づいて極東における自由圏諸国のアメリカが果たしておった役割りを日本が担当するなんといって、米側がずっと担当しておったいわゆる極東防衛を将来は自衛隊が肩がわりして引き受けるという意味と、ただ単に航路帯によって、中近東であるとか、あるいはまたインドネシアだとかというところの海上防衛をする意味と、ちょっと違うのではないかと私は思うのですが、そういう二つ意味があって、どちらも海上自衛隊の今後の構想にはこれはないというふうにはっきり言えますか。
航路帯としてはあるいは考えられるということですか。
しつこく聞いて申しわけないんですが、要するに、今後はいつもいつも平和であるということにもならないと思いますが、インド洋の波が高いとか海賊があらわれるとかいうような場合、いろいろな問題で要請があった場合には、当然防衛庁では考えなければならないことですよ。そういう場合には航路帯としての役割りといいますか、航路帯の一つの考え方をはっきりとしておかないと問題だろうと思うのです。もし日本の航路帯がサイパンの以北くらいしか行かない、どんなことがあっても、どんなに装備してもそれから以遠は行かないということであれば、これまた各国にいろいろな面でたいへんやらなければいけません。ただ時間の問題もあるし、また、いろいろな輸送というものはほとんど毎日のよう
もちろん、アメリカがどう期待しても、やはりいままでの日本の国民の感情というものがありますし、また世界各国の日本に対する恐怖といいますか、あるいはまた軍国主義の台頭だとかいうことを言いまして、いろいろきびしい目で日本を見ているわけですね。しかもインド洋に対する派遣なんというのは、戦中は別として、戦前なんかもなかったわけです。ですから私は、このことについては、防衛庁長官としては、こういう記事が出たらさっそく取り寄せて、強くこの点で防衛庁としての態度、見解を明らかにして、これを国民の前に示すということが必要だと私は思います。
沖繩の問題ですが、私、いろいろ毎回指摘しておりますけれども、きょうまた二、三御質問したいのですが、御存じのように、この沖繩は長い間米軍によって政治が行なわれたために、すべて軍事優先になってきているわけですね。それが今回の返還によって、日本本土と同じだという、沖繩のいわゆる基地の態様が安保条約のワク内に押し込められたわけですけれども、ずいぶんと矛盾があるわけですね。そして、つい最近取り上げておりますところの国内法無視の問題が、沖繩にずいぶん実はあるわけですね。 それについてはそれぞれの委員から指摘がされておりますけれども、私はその中で幾つかの問題にしぼって質問したいのですが、例の那覇空港の隣にあります国道三百三十一号線の問題です。
折衝の大体の中身は聞いたのですが、要するに基地と基地の中間に国道があるそうですね。それは米軍側が、国道をまたぐいわゆる跨線橋、車の通れるものをつくってくれということですよね。それについて向こうから要求があったわけですね。私、こういう問題で特に感ずることがあるのですが、要するにあれは三百三十一号線の左側の宿舎のほうでしょう。宿舎のほうはそんな重要な基地じゃないですよね。だから沖繩の県当局も、その米軍の言うとおりに跨線橋をつくるのはけっこうだけれども、将来基地が大幅に縮小されることはわかっているんだ、にもかかわらず、ここに米軍の言うとおり大きな橋をつくることは、非常に税金のむだ使いじゃないか。どちらか一方の基地を返せば問題はすぐ解消する
私、要するに結局、米軍が言うように、ここに橋をかけるなんということについては、向こうはそう言ってきてもどうかと思う。だから、とりあえずは平面交差ですか、信号をつけて、それをやっておいて、あとはまた返還交渉なり、あるいはまた、その橋をかけることについては向こうにあきらめさせるというようなことを考えている、こういうことですか。
この問題は、やはり施設庁長官だけの問題ではなくて、日米合同委員会の重要な基地整理縮小の一つの議題だと思います。ですから長官から、この問題についてどう長官は考えておられるか、それを伺っておきたいと思います。
片側一方の返還についてはどうですか。基地の要するに宿舎のほうを返還させるという方向で検討はできないかということですがね。
もちろん、この全体の中で考えれば、十カ年の振興開発計画がありますね。あれは実行計画ですから予算がつくわけですよ。だけれども、あれについて防衛庁としてはしっかりした見解を持っていませんと、片や十カ年計画で、なくなることを考えていろいろやっている、片や米軍に言われて、施設、区域を提供する義務があるからといって施設庁がやっている、そういうお互いの見解が根本的に違っていれば、今後たいへんな混乱が生ずるんじゃないかと私は思うのです。だから、一つ一つの現実的な具体的な問題を申し上げながら、皆さんの考え方を聞こうと思っておるわけです。 三百三十一号線の問題だけではなくて、今後三年後に行なわれる海洋博覧会がありますね。これについては、高速道路と
ですから、今後、日米合同委員会はしょっちゅうやっているわけでありますから、そういうことをよく踏まえた上で、この三百三十一号線の問題は、片側一方を返還しろとか、あるいは、三年後には海洋博が行なわれるのだから、この地域についてはやはり縮小してほしいとかいうような交渉を前向きにやってほしいというふうに私は考えます。その点いかがですか。
もう一つはパイプラインの問題です。これは御存じのように、基地から基地の間に、石油、あるいは原油、ほかの軽油だとか、いろんなもののパイプラインがあるわけです。これは民間の土地を米軍がかってに使ってやっているわけですが、この問題についてたいへん問題があるわけでありますけれども、これが本土であれば、個人の土地であるならば、契約を結んで借料を払って、そして提供するということになっておるわけでありますが、これに対しての施設庁の考え方を伺いたい。
残る人は拒否しておるわけですか。
いわゆる賛成する人はけっこうですが、拒否した場合について、また同じように暫定使用法ですか、これを適用してやるというふうに考えておるのですか。
要するに法律があるからといって、おまえら応じなかったらやるんだ、そういうような態度ではなくて、やはり慎重に法の適用については考えるのが当然だし、また極端に言えば、拒否しているところについてはそこを避けて通るというくらいの配慮を考えるべきだと思うのです。その点はいかがですか。
演習場の問題ですが、ホワイトビーチ先に第五区域というのがありますね。これは今度新しく米軍に提供するところであります。いままででさえも訓練海域というものが三十九カ所くらいですかあって、非常に漁業に支障がある、満足な漁業補償もないという実態があったわけでありますが、さらに一方的に、返還後、このホワイトビーチ先の第五区域というものを米軍に提供したわけです。こういった点について、地元の漁業協同組合というのがたいへん強く抗議しているわけです。いままででさえも訓練海域が多い。だから前の沖繩国会でも、これはもうどんどん将来は縮小して、内水ではなくほかの場所で訓練すべきではないかということに対して、政府はそのように前向きで考えるという答弁があったわ
よく実態を調査して答弁してくださいよ。そういったことが問題になっているから新聞に書かれているんだし、そういう点が問題だからこそ漁業組合が騒いでいるわけですよ。新しく提供したところはないなんということをそんな簡単に言っては、地元の人たちが騒いでいるのに、施設庁長官はおかしいですよ。実態をよく調べた上でその点は答弁してください。いずれにしても、いままでの訓練海域については、ふやす方向ではなくて、やはり漁業協同組合に対して補償を十分にしながら、基本的に縮小する方向で検討してもらいたい、私はこう思うのです。いかがですか。