新潟、東京という問題だけについて申し上げたのでなくて、日本と北鮮の関係をどう持っていくかという全般の考え方につきまして、日本と北鮮の具体的な関係をどの程度まで進めるかという問題、これは常に韓国との関係を考えながらわれわれはやっておるわけであります。その意味において、やりようによっては韓国を刺激する、こういう意味で申し上げたわけであります。
新潟、東京という問題だけについて申し上げたのでなくて、日本と北鮮の関係をどう持っていくかという全般の考え方につきまして、日本と北鮮の具体的な関係をどの程度まで進めるかという問題、これは常に韓国との関係を考えながらわれわれはやっておるわけであります。その意味において、やりようによっては韓国を刺激する、こういう意味で申し上げたわけであります。
関係各省の事務当局が相談いたしまして、新潟までならよろしい、東京はいかぬ、こういうふうにきめたのであります。
よくわかりませんが、全然別だと思いますが、そういう政治的な線を、われわれは新潟、東京を区別する場合に、そういう意味で考えておることは全然ございません。
私は外務省の事務当局でございますから、外務省的観点でこの問題の外務省の考えを申し上げておったのでありますが、新潟にするかあるいは新潟以上東京まで認めるかということは、政府部内で十分審議したわけでございまして、その際に、たとえば法務省、これももちろん反対いたしております。これはまあ治安の立場から反対するというふうな議論もあったわけでありまして、私の方は外務省として、北鮮に対する関係も考えつつ、まあほかの省も反対しておりますし、いろいろ考えまして、まだ早かろう、こういう外務省の結論を出しておるわけであります。ほかの省はほかの省の立場から、まあ反対しておるわけでございます。
それは、安保条約と離れて竹島の解決についてどうするかは私の方でございますけれども、それは非常に政策の問題でございますから、局長としてやるやらぬということは申し上げる筋でないと思いますけれども、しかし、いろいろと検討はいたしております。ただ、この際に、いつやるとかというふうなことを申し上げる段階ではなかろうと、こう思います。
漁夫の送還の問題につきまして、われわれはアメリカに頼んだわけではございません。われわれは、アメリカに事情は常に密接な連絡をとって説明いたしております。日韓の問題として、もし今度のあの問題がまとまらなければ、非常に日韓関係が悪くなるということは、アメリカも十分承知いたしておりまして、アメリカが自発的にああいう行動に出たわけであります。同じように、竹島の問題につきましても、アメリカ側もしょっちゅう聞きに参ります。十分情勢は連絡してございます。これに基づいてアメリカがいかなる措置をとるかということは、アメリカの自発的の意思によると私は考えます。
情勢を十分説明いたしまして、正確な認識を持たせるということまではいたしますけれども、アメリカとの、米韓の関係もございましょうし、こちらからどうしろ、こうしろということは、申さないわけであります。発然向こうの判断でやるべきことはやるだろう、こう思います。
私が申し上げたのは、そういう意味でなくて、アメリカはこの際公に何か調停の行動をとる、そういうような韓国側に圧力を加えるというふうな点は、これはアメリカが自発的にきめるものだ、こう申し上げたのです。
そういうことは考えておりませんが、なるべくできるだけ……。
米韓条約それから日米安保条約の関係において、その観点からどう考えるかという問題は、私の方ではございません。これは外務省全体としての問題と思いますが、ただ一言私が申し上げたいのは、正式にアメリカに頼むという場合と、事実上アメリカが自発的にやっておるという、二つの場合があるのだと思います。今度の漁夫の問題は、正式に頼んだものではない。向こうが自発的に、韓国側のやり方が悪いということを認めて、ああいう発表をいたしたのであります。竹島問題につきましても、そういう意味ならば、今までも十分説明いたしておりますから、アメリカがやる気があればやれておったということで、同じだと思います。ただ、正式の調停を依頼する問題になりますと、これはまた別問題でご
私が申し上げておりますのは、過去においてそういう正式に依頼すべきであったかどうかという問題でございますね。これがよかったかどうかは、依頼しなかったわけでありますから、これについては何も申し上げておりません。ただ、今度の相互送還の場合と、もし今後正式に頼む場合とは、形が違う、観念が違うという点だけを申し上げたのです。
たとえば今度の相互送還の問題にいたしましても、アメリカはああいう覚書を韓国に渡したわけでありますが、この間、八年間にわたって問題はあったわけでございますが――漁夫の刑を終わったものを帰さぬという問題は、八年間はございません、この四、五年と思いますが、しかし、その間を通じましてわれわれが努力いたしておりますが、決してアメリカは表向きにこういうことを考えておるというふうなことは申さぬわけであります。もちろん、それをまた言える立場でもないわけでございます。言ったときには、まあ最後にああいうことを言ったわけでありますが、それはいろいろと従来のわれわれの努力の結果もあったかもしれません、また韓国のやり方もございましたし、言うときにはああいうふ
大体は新聞に出ておりますのが間違いございませんが、実は昨年の七月の末に日韓会談再開の申し入れがございまして、ての後委員会等も開いたのでありますが、一こうに進展いたしませんで、これは先方は北鮮帰国問題にこだわっております。日本側としましては、相互送還と申しますか、漁夫の釈放が行なわれない限りは実質的な会談の進展には応じ得ないというふうな態度をとつておりましたので、会談自体は何らの進展を見ずに今日まで至ったわけでございます。やっと相互送還の話がつきましたので、これが実現しました上で、本式な会談、実質的な会談の進捗をはかりたいというふうに考えておる次第でございます。ごくあらましを申し上げますと、そういう状況でございます。
相互送還に関しましては連絡委員会を開きまして、正式な話し合いをいたしました。大村の約一千名を三回に分けて帰します。これは二十八日に第一船、三十一日に第二船、第三船は準備でき次第ということになっております。それから釜山におります抑留漁夫の者のうち、刑を了した者百六十七名が三十一日に釜山を出る、これは先方の船の手配等の都合もございますので、一日、二日おくれることがあるかもしれない、それ以上はおくれない、こういうことをはっきり申しております。この相互送還につきましては、はっきり、ですからきまっているわけでございますが、日韓会談そのものにつきましては、柳大使が明日京城に帰りまして月末に帰って参ります。それからその他の代表も皆京城に帰っており
その通りでございます。
この点につきましては、従来ともアメリカ側はわれわれの方に密接な連絡をとっております。この日韓会談の、日韓のいろいろな問題の交渉ぶりにつきましては、もう常時向こうが連絡に参りまして、非常な関心を示しておりまして、アメリカとしては、なるべく円満にいくようにということで、できる限りの努力をしておったわけでありますが、先月の二月末から今月の初めにかけまして今回まとまらなければ日韓の間はまあ最悪の事態になるであろうという見通しがはっきりいたしましたので、アメリカとしましても非常に心配いたしまして、できるだけの努力をするということをわれわれの方に申し込んで伝えてきておりましたが、そういうふうな抽象的な言い方でありまして、それに基づいて具体的にど
昨年の七月三十日に日韓会談再開の申し出がありまして、八月十二日でございましたか、第一回の会合を開きまして、それ以来形式的には続いておるわけでございます。ただ、実質的に進捗を見なかったというのが実情でございます。
ここの代表部に金永煥という書記官がおりまして、これが、新潟センター爆破事件に関連しまして逮捕された謝という者と、それから、もう一人は何と申しましたか、ちょっと、李といいましたか、これは名前を忘れましたが、二名の者がこの事件に関連して逮捕されたのでありますが、検察当局で取り調べを進めました結果、この金という者との関係があるんじゃないかというまあ疑いを持ちまして、金を取り調べたいという話がございました。そこで、代表部と連絡いたしまして、この金永煥という者を検察当局で二回にわたりまして調べました。その結果、まあ調べは終わったからということで、これを本国に帰したわけでございますが、金がどの程度関係がありましたか、その点につきましては、私の方
刑期——現在刑を受けております者につきましては、刑を終わり次第帰すということに了解ができております。これは文書にはよりませんが、口頭で、はっきりそういうことを申しております。この間の連絡委員会の席上でも、私のそれに対して、先方はその通りにするということを申しております。まあ昨年からなかなかできそうでできなかった経緯につきましては、これはやはりいろいろ事情がございまして、九月の初めに——まあ七月の三十日に、また相互送還をやるという、その申し入れがあったわけでございますが、八月の半ばでございますか、北鮮帰還に関する協定がカルカッタで調印を見たわけでございます。十三日でございましたか。そういうこともありましたので、そのショックといいますか
ただいまの二点につきまして、われわれは李承晩ラインというふうなものを認めぬということは明瞭でございます。アメリカ側もこの聞そういうことを言っているようであります。韓国の主張が不当であるとか、人質外交がいかぬというふうなことにつきましては、向こうにもこちらの考えは十分わかっていると思います。今後の会談においてどういう保証をとるのかという点になりますと、これはやはり会談をやった上でのことだというふうにわれわれは考えておるのでありまして何と申しましても日韓交渉が始まりまして八年近くになっておるのでありまして、その間何らの解決を見ておらぬというふうな実情でありまして、これは、非常にこの日韓の関係というものはこじれておるのでありまして、そうし