その点につきましても交渉いたしております。タイ側は約二千五百ドルほどをその財産としていつでも払う用意があると言っておりますが、全体の問題につきましてややまだ疑義がございますので、一緒にして解決したいと思っておるわけでございます。
その点につきましても交渉いたしております。タイ側は約二千五百ドルほどをその財産としていつでも払う用意があると言っておりますが、全体の問題につきましてややまだ疑義がございますので、一緒にして解決したいと思っておるわけでございます。
その大使館関係の財産二千五百ドルにつきましては、先方はいつでも払うと言っておりますが、ほかの問題がございますので、その問題も一緒にして今後やるつもりでおります。
この泰緬鉄道というものは、昭和十七年に軍事目的のために作ったものでございますが、これはバンコックの西からビルマの国境までたしか四百五十キロと申しましたか、現在走っておりますのはその三分の一ぐらいで、しかも赤字になっておるわけでございまして、これは、作ってあるから、残っておるからともかく走らせておる。しかし赤字だ。しかも線路も三分の一しか残っておらぬ。タイに言わせますと、これが唯一の残ったものだ、しかも、こんなものはあるから仕方なしに住民のために走らしている、しかも赤字だ、これは何ら積極財産じゃない、こう言っているわけでございまして、作るときに幾らかかりましたかということは非常にむずかしい計算になります。いろいろなまだ負債が残っておっ
これが幾らぐらいかかったかということになりますと、たとえば、日本軍将兵一万五千名、現地労務者約十万名、俘虜五万五千名を使い、それから、レール、まくら木その他はインドネシア、マレー等にあったものも持ってきた、——はがして持ってきたものもございます。そういうことに関連しまして、これはしかも戦後敵産としてイギリスが没収いたしまして、そうして、こういうものに対しまして、この在タイ資産の中からこれらの支払いを行なっております。そうして、敵産管理を解除しましたときにこれがタイの手に渡っておるという経緯になっております。幾らかかったかということになりますと、そういう労務をどういうふうに評価するかとか、資材もそういうふうに各地に現にある鉄道をはがし
在タイ資産につきましては、先ほどの二千五百ドル、これは外交官の財産でございますから、それを除きまして、これはイギリスが敵産処理をいたしたわけでございます。英国はタイの無効宣言を認めませんから、敵産処理をいたしまして、そのイギリス側からの資料によりますと、二百七十六万五千ポンドと覚えております。二十七億六千万円、これが在タイ資産の総額になっております。
二百七十六万ポンドでございます。五千がよけいでございました。
二十七億六千万円、それがイギリス側が計算いたしました在タイ資産の総額でありまして、その中に今さっきの二千五百ドルも含まれておることになります。
これは非常に複雑な関係になりますが、在タイ資産は、その外交官財産を除いて、平和条約第十六条によって国際赤十字の手を経て連合国の俘虜の手に渡るべきことになっておるわけでありますが、現実に国際赤十字に参りましたものは、その中から九十万ポンドでございます。二百七十六万ポンドのうちから九十万ポンドが参りまして、残りは泰緬鉄道関係に使われておるわけでございます。 そこで、この問題は、イギリスと関係があり、タイとも関係があるわけでございますが、イギリスの方の言い方は、十六条でもっていずれにしろこれは連合国が受け取るものだ、ところが連合国の方は九十万受け取って満足したので、実際問題としまして泰緬鉄道の費用に残りがなったということで、連合国の俘
それは、平和条約第十六条でございまして、連合軍の俘虜が苦しんだ、それに対する慰謝料ということになっていると思います。
違うところは、今の六万バーツでございますか……。
六万三千バーツといいますと、二十バーツが一ドルですから……
失礼いたしました。いずれにいたしましても、それは、そのときに大使館員、領事館員が置いていきました財産がそれだけのものだというので、買った値段でありますか、あるいは消耗分をどういたしましたか、そう申告しておりますけれども、現実に何年かたちまして敵産処理をしてそれを売ったわでありますが、売って得た代価は二千五百ドルになっておるという点でございます。 それから、総額につきまして、大蔵省はわからぬと申しておりますが、私の方もはっきりいたしておりません。これは、イギリスが敵産処理をやった、そのイギリスの報告によって二百七十六万ポンドという数字が出ておるわけでございます。
この二百七十六万ポンド、これが総額だということになっておりますが、平和条約第十六条によりますと、これを全部そのままかあるいはそれを換価したものが国際赤十字に行くことになっておるわけなんでありますが、実際にはそのうちから九十万ポンドだけが参りまして、あとのものはイギリスの方が敵産管理中に俘虜の未払い賃金に使ったり、あるいは泰緬鉄道の資材費として未払いのものに充てたわけでありまして、それは日本の知ったことではないのだというのが英米側の言い分でありまして、日本はいずれにしろ全部取られるものなのだ、それを国際赤十字に渡したのは九十万ポンド、それ以外のものは俘虜の未払い賃金と資材費に使ったのだ、日本から見ればどっちみち権限のない、もう主張でき
それは了承いたしておりません。これは、やり方がまず違う。日本に選択権があるのに、その選択権が行使されておらぬというところに、十六条の関係には問題はございます。それから、タイとの関係におきましては、そういうふうに敵産処理として全部連合国の方が処理してしまった、自分の方には何も残らぬというのがタイの言い分でございます。しかし、泰緬鉄道というものが現にあるじゃないかというのがわれわれの考えで、泰緬鉄道は残っているじゃないか。ところが、この鉄道は赤字で意味がないんだということで、この問題はアメリカはあまり関係ございません。イギリスとタイと日本と、この三国の関係でありまして、二十八年以来何回か交渉いたしまして、それから特別円のこの問題が起きま
この九十万ポンドを渡したというのは、そのときに九十万ポントしか残っておらない、——二百七十六万ポンドのうちから、さっき申し上げました俘虜の未払い賃金とか、いろいろなものを払ったので、残っておったものを国際赤十字に渡したというのがどうも実情のようでございます。 それから、連合国間でタイにおけるこの問題の処理をいたします前に、きわめて簡単に口頭でもって、こういうことをやるということを言ってきております。それに対しまして、日本は、これは日本も関心があるので、その会議にオブザーバーを出したいということを申しましたら、それはどうもおもしろくないというふうな返事がございまして、そのうちにこの協定がもうできてしまった。でき上がってから通報を受
ですから、この問題は日本とタイとイギリスと三国密接な関係があるわけであります。
本来ならば、全額が国際赤十字に行っておりますと、これは一番問題ないわけでございますけれども、イギリスが敵産処理をしております間に、九十万ポンドしか残らぬ。ですから、それ以外のもの、——もちろん、この敵産処理管理委員会の費用とか、あるいは現地で小さなクレームがあって、たしか五十万ポンドぐらいはそういうものに使われているのじゃないかと思います。約五億円ぐらいになりますか、そういうものが現地で小さなクレームとかあるいは管理委員会の費用に使われたということを言っておりますが、それ以外は、主として泰緬鉄道のためにイギリスが使ったというのがタイ側の言い分でありまして、イギリスの方はそういう詳しいことはあまり申しませんで、いずれにしろ、これはもう
そこで、先ほどから申し上げておりますように、実質的な面にも形式にも問題があるということを申し上げておるわけでありまして、その相談があったかどうかという点につきましても、事前に簡単な通報がございまして、その会議に日本も参加したいと言いましたら、それに対してはっきりした返事がないうちに会議が行なわれまして結論が出てしまったわけでございます。
それはイギリスが敵産処理としまして没収いたしまして、そして敵産管理を解除して、現在はタイのものになっております。
その点は、二百七十六万ポンドのうち九十万ポンドが国際赤十字に渡った点ははっきりしておるわけでございます。これは三国協定ではっきりいたしております。残りが百八十六万ポンドになりますが、これはどうなっているかというのが問題でございまして、これをイギリスとタイと両方に問い合わせたわけであります。それに対しまして、タイ側の答弁は、その中から九十万ポンドが資材費、三十五万五千ポンドは労賃未払いに要ったと言う。そういたしますと、百二十五万五千ポンドになりますか、結局約六十万ポンド残るわけでございます。これは敵産管理の諸経費並びにこまかい現地におけるクレームに使って全然残っておらないというのがタイ側の説明でございまして、イギリス側の方に問い合わせ