平林先生、非常にむずかしいことをお聞きになったと思っておりますが、幾らの外貨を持っていたらいいのだということは、数年来われわれの局におきまして宿題であることであります。しかし、結論を出すに至っていないわけであります。 ただ申し上げなければならぬと思いますのは、幾らあったらいいという数中が、一時的に出てくるものではないはずであります。つまり国内の経済の状態はどのように動いておるか、それからもっと私どもの為替の仕事に近づけたところで、一体輸入をどの程度自由にするつもりであるかという、その輸入の自由化の程度等をきめませんというと、必要な、適正な外貨の保有量という問題はなかなかきめがたい問題と思います。先生よく御存じでありますように、完
