くどいようですが、重ねて結論的に申し上げます。それでは今日の保安隊の目的を、警察的なものから外敵の侵略に対して備えるもの、つまり防衛を第一目的としたものにかえても、それはなおかつ戦力でないのかどうか、先ほどあなたは外敵を対するものが軍隊であつて、国内の治安に当るものが警察であるという概念には同感ですと意思表示をなさいました。そのあなたの前提からいたしますれば、当然外敵に対抗する場合においては、これは軍隊の性格を持つたものであると解釈されますが、私の考え方に理論の飛躍、あるいは矛盾があるのでありましようか。
