むずかしいかどうかしらぬが、担当しておられるかんじんの大蔵大臣みずからがおつしやつておるわけです。むずかしい問題ならば、むしろ御注意をそちらの方にお願いしておきたいと思います。 次に水産庁の関係についてお伺いいたしますが、先般吉田総理とダレス氏との間に交換されました漁区の問題についてであります。ことに今度の吉田・ダレス特使間の往復文書というものは、日本が独立国となつて、そうして漁業協定が締結されるまでの暫定的な措置として、日本が自発的に東部太平洋だとか、べーリング海峡等の漁場に出漁しないということを申し出た。日本みずからが漁業の濫獲をやらないというようなことによつて、諸外国の不安を一掃し、もつて講和条約を有利にしようというような
