その日韓関係の正常化ということは、どういう内容を考えておられますか。
その日韓関係の正常化ということは、どういう内容を考えておられますか。
日韓関係の友好を促進する、それに積極的な態度をとる、そのために、まずそういう糸口を作る慶祝使節を派遣をすることの必要、そういうことについては、もちろん私たちも同感であり、賛成であります。問題は、今おっしゃったように、それは外相会談なり何なりではないのだというようなお気持だと、向こうに行かれたときに、少なくとも、われわれが新聞で拝見をすると、向こうの意向と相当意向が食い違ってくるのじゃないかという懸念も持つのであります。同時に、どうも日韓関係の正常化で何をお考えになっているかという質問に対してのお答えから、すると、どうも、あらわには言われないけれども、私は、やっぱり韓国を唯一正統政府として認めて、国交を回復するというような方向に進まれ
ただ、私が先ほど言ったような懸念を非常に抱くから、特に韓国を唯一正統政府として認めるという形での国交正常化をおやりになる、それは日本としてはとるべき態度じゃないんじゃないかということを非常に考えますがゆえに、これは、あるいはあなたとわれわれとは意見が違うかもしれませんが、そこいらはしかし、もっと国民にはっきりさして、そして決意のほどを披瀝されることが、さっきあなたの言われた、国民に納得のいく外交をするんだというゆえんでもあると思うのです。それから、もしそういうことに全然触れないんだというなれば、先ほども申しましたように、今の時期、段階に、外務大臣自身がお出かけになることは、非常に妥当性を欠くものだということにもなりかねない。その点、
今、自由陣営三十数カ国がすでに認めているというお話ですが、これは、例の朝鮮事変の直後一、二年の間の事態で承認その他が行なわれたのかと思いますが、そのときと現在の事態では、先ほど言ったように、非常に事情が違ってきているということをやはり十分にとくとお考えになって、今直ちに、三十五カ国がそうしているから、自分たちもそれにならうんだという態度はおとりにならない方がいいのじゃないかというのが私たちの意見です。しかし、これは意見の相違になるかと思いますので、これ以上はあれしませんが、ただ、私たちは、意見、希望としては、従って、早急に韓国との間にそういう関係を確立をされるということには、十分もう一ぺん検討をし、考えていただきたいということと、同
その点はどうも意見が違って、まあ意見の相違になりますから、これ以上申し上げませんが、もう一つちょっとお聞きしておきますが、今新潟でやっております両赤十字の会談の問題ですね。あれで、新聞通信の問題で、新聞電報ですかの問題で、いろいろ問題がもめているようですが、どうもあのいきさつをわれわれが新聞から承知しているところによると、本来人道的な問題として解決すべき問題を、政治的な配慮その他をからませて、問題がこんがらがっているのじゃないか。しかも、そのからませ方が、どうも赤十字両方の間の問題でなくて、それに外務省が介在して、外務省の方からそういう政治的な配慮がなされたために、問題がこんがらがっているのじゃないかというような感じを持つんですが、
それは、大体国際的な慣習からいうと、通信社なり何なりに委託を受けた場合には、新聞記者に準じて電報を打たせるとか何とかいうようなことが国際的な慣例になっているんじゃないですか。その点はどういうふうにお考えになりますか。
それは、新聞記者ではなくて、随員として入ってきているのだが、しかし、そういう意味で、新聞記者として入ってきているんじゃないけれども、彼ら自身は、向こうの通信社から新聞電報を打つ委託を受けてきているわけですね、新聞社の。だから、そういう委託を受けた者として、新聞記者ではないけれども、そういう委託を受けた者として、それに準じて取り扱うというのは、国際法的な普通の慣例になっているように思うのですがね。従って、そういうことをいろいろと、ある意味では政治的な配慮だと思うのですが、そういうことにこだわらないで、もっと円滑に、スムースに問題を解決し、早く本来の会談を進めるように取り計らうべきだと思うし、そういう余地はないのかどうか。この点、一つ大
どうもそこらが、もっと会談を円滑に進めるならば何とかなりそうな気がするし、何とかすべきだと思いますが、なおその点は今後検討する、配属されることを希望をして次の問題に移ります。 日中貿易再開の問題ですが、どうも、いろいろお話を聞きましたが、まだはっきりしなくて、周恩来と鈴木君との会談の結果は、日中間の貿易はなるべく早く再開をしたいと、これが両国人民の利益にもなってきたし、願いでもある、こう周恩来は言っていると伝えられておりますが、この点は、わが国としても異論はないことであろうと思うのです。その場合に、政府間協定、それから民間契約、個別的な配慮という三方式、三段階をあらためて提示をしておりますが、その段階をどういうふうにとるか、その
経済的必要性があれば、それがおのずから解決をするだろうというお話ですが、日中の貿易関係という問題は、両国の地理的な位置からいっても、歴史的な関係からいっても、経済的な実情からいっても、その必要性は、もうだれもいなむことのできないくらいに明瞭な問題じゃないかと思う。そういう必要性、必然性があるにかかわらず、不幸にして日中両国の政治的な態度のために、これは必ずしも私は日本だけだとは言いません。中国側にもあると思うのですが、そういう政治的な態度のゆがめられた問題のために、その自然の姿がむしろ阻止されているというのが今の実情なんじゃないか。そこで、そういうふうに見てくれば、その経済的な、あるいは地理的な、あるいは歴史的な必然性をそのままに生
その電報一本で簡単にという意味では、そういう慎重な態度をとられることについては、私もあえて反対をするものではありませんが、しかし、さっきからるる述べているように、両国の貿易、経済の必然性がむしろ政治によってゆがめられているのだ。これは、先ほどから申しているように、単に日本の態度からだけでなく、中国も同じような態度で、政治的にこれをゆがめていると私たちは思うのですが、そういう意味で、政治的なそういうゆがみを取りのけるということが必要だし、それから、先ほど申しておりますように、周恩来が突如として言ったことではなくて、最近の劉寧一その他の言動からも、また彼らがこちらに来たという事実等からも、そういう政治的なひずみはなるべく直していって、両
それが政治的にゆがめられていると言うんです、さっきから言うのは。その政治的なゆがみをおとりになる態度なりお心がまえなりは、今やはりお持になる御決意があるか。
だから、そういう意味で、人をさらに派遣をして話し合いをするとか、あるいは場合によっては、政府間交渉へのいろいろ瀬踏みをするとかいうようなことを積極的におやりになってしかるべきじゃないかと思うのですが、そこらあたりの心がまえを……。
議事進行。あらかじめ申し出てある質問から順次取り上げていただきたいと思いますが、途中から関連質問その他で……。
最近、海上保安庁が警報を出して、台湾の東方及び南方海域において大規模なアメリカの海空軍の演習が行なわれておる、そのためにこの海域を航行する船は注意を要するというような警報を出して、そのために南方漁業が壊滅的な打撃を受けつつあるということが言われておりますが、これ、もう少しこの実情を詳しく政府の方から御説明を願いたい。海上保安庁見えておりますか。
そうすると、もうこの演習は完了をして、あと航行の危険その他は全部なくなったというふうに、いわば解除されたものとお考えになっているのか、その辺の事情はどうなっているのですか。
今指摘された台湾の東方及び南方の海域は、御承知の通り、李ラインから追われ、さらに沖縄周辺の漁場から追われてきている南方漁場としては、唯一と言っていいぐらいに非常に重要な漁場になっているわけですが、それが今みたような演習が行なわれることによってこの漁業が壊滅的な打撃を受けているというふうに言われておりますが、その漁場の意義というか役割というか、さらには今までにどういうふうにその漁場が育成をされてきたか、その辺の事情を水産庁のほうはどういうふうにお考えになっておりますか。
そういう非常に重要な、もう唯一と言っていいぐらいの南方漁場になって、今後も育成をしていかなければならないのですが、従って、そういう所にそういう大規模な演習が行なわれるということについて、少なくとも漁業を守るという点からいえば、そういう演習が行なわれることに対して抗議をする、少なくとも今後それがひんぱんに使われるというようなことについては厳重に抗議をして漁場を守っていくということが絶対に必要だと思うんですが、水産庁はそれらの点についてどういう措置をとられたか、今後おとりになるか、さらに、外務省は、それらの点についてどういうふうにお考えになるか、その辺を御説明願いたい。
そういう水産庁長官から外務省に話されたその結果として外務省はどういう交渉をされ、その結果がどういうことになったのか、その点を詳しくお伺いしたい。
台湾の方もですか。
台湾の問題です。沖縄の問題はあとから聞きます。