そこで日本経済の問題になりますが、今大蔵大臣は、下期になればよくなるというふうな意見を述べられたのですが、そういう判断をされる前に、一体日本の経済の現在の景気局面からいって、現在をどういうふうに考えられるのか。不況々々と言うことをあなたは非常にきらわれるようですが、しかし現実の状態は、昨年の引き締め以来、その引き締めがだんだん具体的に現われてきて、物価も大体低落をする、あるいは生産の伸びも非常に落ちてくる。あるいはさらには、あとで問題にしますが、失業その他が相当ふえてくる。そういう面を考えれば、不況が本格的になってきておる。しかもあなたは、いや日本の経済は伸びようとしておるのだから、そんな心配はないと言われるけれども、現在の不況は、
