長官はどうしたのですか、きょう長官がおもな問題になるのですからね……。企画庁長官に、三十二年度経済計画に基く三十一年度の国際収支の見通しを御説明願います。
長官はどうしたのですか、きょう長官がおもな問題になるのですからね……。企画庁長官に、三十二年度経済計画に基く三十一年度の国際収支の見通しを御説明願います。
そうすると、これは計画の見通しが間違っていたということですか。
その点もっと正確に、大蔵大臣はどういうふうにお考えですか。
その点をもう少しそれじゃ正確に、企画庁長官に、三十一年度実績のこの計画を立てられたときの見通しと、それから今お話しの見通し、それがどこで大きく違ってきたか、ごく数カ月の問題ですが、どこで一番大きく違ってきたか、その原因がどこにあるのか、従ってそこから生ずる来年度の見通しに関連して、どういうふうな判断をされておるかという点を伺いたい。
三十一年度は、お話しの通りに非常な貿易の拡大と言いますか、そういう意味において、いろいろ貿易の関係における経済繁栄だ、神武以来の経済繁栄の主要な原因は貿易にあるのだということが言われておりますが、今のような推計実績だとすれば、国際収支の面で見る限り、貿易は一体成功したとお思いになるのかどうか、その点を御説明願いたい。
先ほどからお二人の答弁によると、一億八千万ドル程度の赤が見込まれておるというお話のようですが、これは実際にはもっとふえる結果にもなりかねないと思いますが、それならば、すでにこの経済自立貿易だけで一応収支をとんとんにしようという、あなたの有名なとんとんに、しかも貿易だけでやろうというのが経済計画の目標であったと思うのですが、これがまた大きく破られ始めておる。三十一年度がそうであるのみならず、三十二年度の見通しにおいてもこれは破られるんじゃないか、こういうふうに思うのですが、その辺の目標との関連をどうお考えになっているか、そういう点から見れば、今や経済自立というのはもう完全に画餅に帰したということしか言えないと思いますが、この点をどうお
少くとも三十一年度の実績では破られたわけですが、これは三十二年度からは取り返すということにお考えになっておるのか。しかも三十二年度に取り返すといっても、これは輸出輸入だけでは取り返せない。この目標によりますと、あなた方の計画によりますと、申し上げるまでもなく輸出が二十八億、輸入が三十二億、ここで大きく貿易だけではアンバランスになる、この点は経済自立をすでに放棄をされたのかどうか。
経済自立の目標と、経済計画の目標の場合には、経済自立とはそういう特需を含まないで、貿易だけで収支バランスすると、そういう意味において日本が経済的にも自立をするのだ、外交の面においては独立の完成の強調をしなければならないといったが、総理はこれはあいまいな答弁しかされなかったが、経済自立においても同じようなことを少くとも目標として掲げなければならない、それでなければ経済自立なるものはあり得ないし、従って完全な独立なるものもあり得ない、それが総合長期計画の目標ではなかったのか。しかるに今やこれがくずれ去っておるし、近い将来においてもこれを取り返すという目標は立てられておらないとしか思えない。外交において完全独立を放棄されたと同じように、経
今のお話からも明瞭であるように、二十九年までは輸出よりか輸入が多くて赤になった、ところが二十九年からこの傾向が転じてむしろ輸出の方が多くなったと、二十九年、三十年は従って経済自立の方向が確立するかに見えた。それをさらに推し進めて行くことが経済自立の建前であり、少くとも目標としてはそれを掲げなければならないのだが、三十一年にはそれが破られ、三十二年もそれの取り返しがつかなく、大きくアンバランスになってしまうと、しかし今、大蔵大臣の言われるように、これは一、二年で解決をする問題じゃないのですから、あるいは長期計画としてこの点を考えてしかるべきだと思いますが、それならば長期計画としてもう少し長い目で見て、その経済自立をどういう時期にどうい
それならば、もはや目標は放棄されたのだし、長期計画なるものは立ち得ないということで、あなた方の前からの内閣の引き継ぎの、長期を見通して計画的に問題を進めて行くということはもはや不可能だ、やらないのだ、少くとも近い将来においては経済自立はだめなんだというふうに、はっきりお考えになっているのかどうか。
特需に対してどういう態度をとるか、特にアメリカとのそういう関係をどう考えるかということについては、これはあなた方はそれを前提とされ、それを既定の事実としてそのまま進めて行こうとされるでしょうし、私たちはこれを切り離さなければならぬ、これをなくする方向に持って行かなければならぬと思いますが、これはあなた方とわが党との政策の違いでありますから、この点については今は申し上げようとは思いませんが、しかしながら、少くとも経済自立を考えようとされるのならば、なるほど特需は相当期間、あなた方の考え方によれば続いて、所与のものとして与えられるでありましょうけれども、この特需は収支バランスの外の問題としておいて、適当に使うということが目標なり政策の任
それならば、時期的にはいつそれがなくなるというふうにお考えになるのか。今まで過去二年間ぐらいこれがなくて済んだんですが、これはむしろアブノーマルなもので、今のようにアンバランスの方がノルマル、従って特需はずっと依存をしなければならない、相当長期にわたって依存をしなければならないというふうにお考えになっているのか。そうでないというお話だから、それならば時期的にはいつどういう政策によって、これがなしに収支がバランスするというふうにお考えになり、あるいは計画を立てておられるのか。
その長期の見通しが、少くとも非常に正確に、数学的にではなくても、大体の予測はつけておられなければ、すぐ三十二年度の政策をどうするかということすら、自信をもって、政策によって目的意識的にはできないことになると思うのですが、どうもその時期その他について少しも考えておられないようだし、あいまいなのでよくわかりませんが、大蔵大臣はこの点はどういうふうにお考えになりますか。
いや、その計算の必要上それを入れる、そうしてそれを現実にお使いになることは、私はちっとも差しつかえない、ただ目標として、これをずっと置いておくことにされるのか、そうでないのか。そうしたら目標としては、これは別ワクにして、ただ貿易だけで自立ができるようにしたいのだとおっしゃるから、それならば時期的にはいつだというふうにお尋ねしている。ところが相当、長期でなければならぬとおっしゃるのだが、問題は長期といっても、五カ年計画なら五カ年計画にこれを目標として掲げられ得るのかどうか、その時期的な判定の問題をお尋ねしたい。
アンノーン・ファクターであればアンノーン・ファクターであるだけ、これは実際は計画の中に入ってくるかもしれませんが、計画とは別な硬い方、従ってこれなしに貿易だけで収支がバランスするように目標を立てなければならないし、それが今度の五カ年計画なり何なりの時期において達成をし得るとお考えになっているのかどうか、時期的な判定を質問をしているのです。
これは長期計画をあまり顧慮しておられないようですから、むしろ長期計画を考えておられる企画庁長官に、さらにこの時期的な問題を明瞭に一つお伺いいたしたい。
だから特需自体の金額を聞いておるのではなくて、特需はそういうアンノーン・ファクターだから、それなしに貿易だけで収支バランスするということをちゃんと政策の目標に立て、しかも最終年度にはそうなるというふうにお考えになるのかどうか、その点を明瞭に指摘していただきたい。
どうもよくはっきりわからないのですが、それは半分になろうと、あるいは二割減になろうと、あるいは七割減になろうと、それはそれとしてプラス要因になって、貿易だけで収支はちゃんとバランスするのだ、しかもそれにアンノーン・ファクターとしての特需がまだあって、従ってこれは外貨として最も有利に使えるのだというふうなことで、従ってそういう形における経済自立を考えておられるのか、いやどうもこれは三億くらいはまだ五年の後にも残る、それを入れてようやくバランスするのだ、従って貿易だけのバランスはあり得ないし、そういう意味での経済自立はないのだ、あり得ない、むずかしいというふうにお考えになっておるか、そのどっちかという、そこが政策の大きな分れ目になると思
そこで明瞭になりましたが、それならば、自立経済というものが、特需なしに貿易収支だけでバランスすることを目標とするものであるならば、そういう意味での経済自立は不可能だ、近い将来においても、長期計画においても不可能だ、われわれはこの旗をおろさなければならないのだと自民党ははっきりお考えになっているわけですね。そういうふうにここで明瞭に一つ宣言をしておいていただきたい。
どうもそこのところをあいまいに言われるのですが、入って行かなければいけないから、特需なしにはバランスできないのだ、貿易だけではバランスはできないのだ、従って第一次か何か知らぬけれども、今後の五カ年計画としては、貿易収支だけでバランスを合わすという意味の経済自立は、自民党はもはや不可能であるとして、この旗はおろすのだ、前はちゃんとその旗を掲げておられたけれども、それから二十九年度、三十年度ではその実績が上ってきておったけれども、しかし三十一年度になって、そうでない、三十二年度もそうでないということになり、長期計画でもそうだというならば、その旗はおろさざるを得ない。そこをはっきりして下さい。