その信頼することと、必要な準備手続を巨細に打ち合せてスムーズに問題を運ぶこととは別なんですよ。信頼は信頼、信頼を何にもしないでほったらかしておけとはいいません。しかし信頼をすると同時に、準備手続は遅滞なく具体的な打ち合せ交渉その他をやらなければならない。それを今の御答弁では何らやっておられないじゃないですか。それはもうやれる段階にきている。やらなければならない。
その信頼することと、必要な準備手続を巨細に打ち合せてスムーズに問題を運ぶこととは別なんですよ。信頼は信頼、信頼を何にもしないでほったらかしておけとはいいません。しかし信頼をすると同時に、準備手続は遅滞なく具体的な打ち合せ交渉その他をやらなければならない。それを今の御答弁では何らやっておられないじゃないですか。それはもうやれる段階にきている。やらなければならない。
おそらく河野さんのいろいろと話されたのは、アルガーニン返書がくる前の話だと思うのです。きてからは事態は非常に違っているのだと思うのです。すでに送還のための必要な準備手続をやるということをいったんだから、その準備手続その他がどういうふうになっているか等々のことは話し合いがあってしかるべきだ。しかもその河野さんさえやっているのに、こういう問題まで河野さんなんかにやらすということ自体がおかしいのだ。こういう事務的な問題こそ、遅滞なく外務省が事務的な行政処理としておやりにならなければならないことで、河野さんなんかにやってもらう必要もないくらいだ。そこをあなた方がちっともやっておられないから河野さんがわざわざ、これはたまたまやられたのであろう
国内のいろいろな準備措置は大体それで聞いたんですが、たとえば、さっきから聞いておりますように、一体どこにどういうふうに散在して、そこへ引き揚げてくるのに、どういうような時間がかかるかというような検討は何らしてないと、ただ向うに信頼しているだけだといってけろっとしておられるのだが、それで引き揚げまでの問題は外務省の問題だから、厚生省は関知するところでないというので、厚生省はその点について触れられない。外務省は向うに信頼しているからそれでいいというようなことでほったらかしになっておる。これじゃ引き揚げの問題その他に全力をあげておられるとはどうも受け取れない。 たとえば、われわれが帰国集団長あたりから聞いたところによると、抑留者の九〇
はい。
そうすると抱き合せ等のことはやらないというふうに了承しておられるのですか。
外務大臣はどうですか。
そうすると外務省としてそういう見通しをつけておられるわけですね、外務大臣としてもちろん……。
そうすると河崎外務省国際協力局長が十一月二十九日、日本国際連合協会の第八回理事会において述べておる。これは関係者であり、しかも、ほかならぬ国際連合協会の理事会で述べておられることだから、これれは外務省の見解を考えていいと、思いますが、日本の国連加盟が単独の加入の形で安全保障会議に提案をされた場合、ソ連は外モンゴールと一括加盟を一応提案してくるだろう、こういう見通しを立てておる。これは総理大臣なり外務大臣が今まで御答弁になったことと違った見通しを立てておられるが、外務省の事務当局はそういうような見通しを立て、それに対処するいろいろの措置をやっておられるのかどうか、それを外務大臣は聞いておられるのかどうか、その辺のことを明瞭にしていただ
河崎局長の話も今、外務大臣がおっしゃったように、最終的には拒否権を発動しないで、単独加入することになるだろう。しかし市の経過の過程においてはそうでないことが見通されるというお話のようであります。それならばそういう重要な同僚があるのならば、先ほどから、あるいはこれまで衆参両院で総理なり外務大臣が、事もなげに、外蒙古と抱き介せはしないでやることを向うは言っております、これを確信しております——そういう事もなげの問題ではなくて、もっとそこは複雑なんだ。しかも折衝の過程においてそれを詰められなかったのかどうか、そういう問題こそもう少しはっきりと具体的に詰めて交渉をしておくことこそ、この交渉の眼目であり、重点である。特に外務大臣は、今度の国連
いや、今の討論の過程においていろいろ紆余曲折はあっただろうけれども、結果においては単独加入が実現をすることになるだろうというふうな答弁になってきておるのですが、そうすると、少くとも今までわれわれが衆参両院を通じての討論の過程においてはそういうふうには聞かなくて、もっと簡単な問題として拝聴をしておる。特に今総理大臣がおっしゃった場合も、そういう点は問題なしに一直線にスムーズにいくふうな印象しか国民には与えておらない。まことに今考えてみると相当の紆余曲折があることも予想される。それならばその点をもう少し明瞭にはっきりと討議をしておくべきじゃなかったか。従ってそれらの点について松本全権なり、河野全権は、何かもう少しはっきりした話し合い、そ
非常に明瞭にいたしておるようなことを言われるが、今までの質疑応答の過程においては明瞭でなくて、いろいろ紆余曲折はあるだろう。しかし結局においてはそういうことになりましょうという外務省の見解だ、こういうふうにおっしゃるのですよ。そういう結論だったのかどうか、ちょっと……。
いや、結論だけをあなたはいっている。経過をだからもっと詳細にお話しを願ってそうしていろいろな紆余曲折はあるだろうけれども、結果においてはこうなることに話し合いはついておるのですというならば、それはそれでいいのです。そこいらをもう少し明瞭にしておかるべきではないか。それを聞いた上で、あなた方が一体交渉において十分にそういう問題をやられたか、あるいは手ぬかりがあったか、そこいらを正確に判定をしなければならない。
そうすると、さっき外務省が見通したようなことはないのだ、総理が繰り返しいっておられるように、そういう問題なしに通るのだという話し合いはちゃんとついているのだということになるわけです。ところが外務大臣なり外務省当局は、そう見ていない見通しなり見解を発表している、それはどうなんです。
評論家じゃないのですよ。国際協力局長ですよ、いっているのは……。
そういうふうに総理大臣なり、あるいは河野全権は、今のような問題を簡単に、ブルガーニンがちゃんと外蒙古と抱き合すようなことはないのだから、それを信頼せよということだったから、それを信頼をするというふうにいっておられる。外務省責任者はそうでない見通しを持っておる。そうしてそこらを外務大臣がいろいろな合理づけをされようとするけれども、それは何ら合理づけになっていない。ちっともそういう問題が明瞭に取りつけられていないのじゃないか。もし明瞭に取りつけられているとするならば、今のような少くとも経過的には抱き合わした、そういうトラブルなりあるいはジグザグがあるのだというようなことは、それがほんとうであるのならば、何らはっきりした話し合いがついてい
重要な問題だから、妙な注意をしなくてもいい。
それは委員長が御指摘になったように、政府がどうもポイントをはずして、肝心のところを答えられないから……。
そっちで時間を食ってしまうから時間がこんなにずれているので、その点は、こっちの責任ではないのです。私は簡単明瞭にやります。外務大臣が非常に御心配になって、ぜひこれを早く上げることをやってくれということをおっしゃる。私たちは明日上げることは太鼓判を押してこれは保証をいたしますから、その点はちっとも御心配にならなくてもいいのですよ。それよりもわれわれが心配するのは、それを前提にして、国連加盟がどういうふうにスムーズに非常にいい雰囲気の中に運び込まれるか、その点にどういう努力なり手順をやっておられるかということを聞いている。肝心なそこの問題になるとちっともお話しにならない。 そこで私がもう少し具体的に申しますが、何かわれわれが附き及ぶ
いやいや、ちっとも答えになっていない。
いやいや、この問題は重要な問題ですから……。