どうも昨年政府が物価問題を非常に重要な問題として取り上げられて、それを予算編成の重点に置かれていろいろ努力をされたが、それにもかかわらず、先ほど申し上げたように、二十九年度は所期の目的を十全には達していない。そこでもし今長官が言われるような、生産財について二割程度、あるいは消費財についても一割七分程度を引き下げようとされれば、もっとそういう施策が具体的に総合的に計画的に精密に立てられていて、その施策が強力に推し進められるにあらずんばその目標を達成できない。従って来年の今ごろになれば、また同じことを繰り返さなければならないという実情に逢着をすることは火をみるよりも明らかであると思うのでありますが、どうもこの点に対する十分な満足のいく御
