LSTですから艦艇の性質としては艦艇であり、向うでは軍艦なんですね。
LSTですから艦艇の性質としては艦艇であり、向うでは軍艦なんですね。
それを日本とアメリカとの間の契約で借り受けるなり何なりして運航を請負つて、例えば兵員輸送その他をやつておるという性質のものと考えるのですか。
そういう場合には、それの輸送その他に対する警備なり防衛等々は、この海上自衛隊はどういう関係になるのですか。
日本の今会社ですよ。そうして日本の会社がそういう輸送の業務をやつておるのですよ。
そうすると、この護衛は海上自衛隊とは全然無関係だ、それから若し向うがこうした海上自衛隊その他ができた場合に、これの安全の保護なり何なりに当れと言われても何ら責任はないし、従つて完全に突つぱねるべき性質のものなんだというふうに了解してもいいのですか。
それはこの保安庁のほうでもそういうふうにお考えになつておりますか。
ちよつと関連して。さつきの中立国の輸送船の臨検、拿捕はできない、それからその場合に敵性国であることははつきりしておるのだが、併しそれは輸送船に過さないのだ、特に公海においては……、そういう場合はやはり敵性のものといえども、できないのですね。
ちよつと条文に関連して、第三条のところですね、五年を経過してあと追加五年の場合には、これによると「適切且つ可能であるかどうか」を協議するということになつておりますね、船舶貸借協定ですね、あの場合には当然に何も協議を持たないで、当然延長されるように書いてあつたのじやないかと思いますが、それは違つておるのかどうか。違つたとすればどういう事情であのときと違つた案で協定がなされたのですか。その点ちよつと承わりたいと思います。
それからこの合衆国艦艇の貸与に関する協定となつていて、前の船舶協定の場合には船舶貸借協定となつていたんじやないかと思いますが、これは何か意味があるのですか。
アメリカの原文で字が変つているのは何か意味があるのですか。
根源は今の御説明でわかりますが、根源において変えたのに何か意味があるのかどうか。
今の点について関連しまして。そういう問題についてまた外務大臣にお聞きしたい一般外交政策上の問題なり何なりかなりあると思いますが、仮にこの協定の審議が終つて上つた後にも、まだ二、三日会期はあるようでございますから、適当な機会にそういうあれを作つて頂くことも一つ御考慮願いたいと思います。
質疑に入る前に、今の委員長からの報告ですが、今日の都合は一時間半ということは一応了承しますが、成るべく簡潔に要領よく質問をするつもりですけれども、質問の過程において相当いろんな問題も出て来ると思いまするので、今日若しそれが済まなかつたならば、更に明日おいでを願うというようなことができることを一つ予定をしておいて、今の一時間半を了承をする、その点は留保をして了承をするということに御了承願いたい。
この艦船貸与協定によつて十七隻の艦船を借りられるわけですが、これはいろいろ御説明にありますように、侵略があつた場合に、それに対応するものとしてこういう計画がなされているんだというようなお話であつたので、その自体、海軍といいますか、それを以て守らなければならないような侵略の態様といいますか、侵略のポーズというのですか、そういうものはどういうふうにお考えになつて、それに対応するものとしてこういう結論が出たのか。先ずその点からお伺いいたしたい。
どうも私の質問の答えになつていないと思うのですが、沿岸警備その他の必要もあると思いますけれども、従来は船舶を借りて、それで警備船という形で日本の守りは要らんというお話でしたけれども、今度の場合にはそうでなくて、新たに艦艇、軍鑑という形で貸与される。それには特殊任務が付いて来るし、今おつしやつたように直接侵略も考えられるので、そういう新らしい貸与になつたのだということでありますから、それならばそれに対応する法律をお作りになり、更にこういう協定をお認めになる以上は、それに対するはつきりしたお見通しなり、はつきりした予想なりがあつて、だからこそこれが必要なんだという結論が出て来たと思うのです。その点一つ明確に御答弁願いたい。
それならば周囲の情勢を勘案してという、その情勢というのは具体的にどういうふうに判断、判定をしておられるのか、その点を一つ。
そこでその問題をもう少し具体的にはつきり御説明を願いたいのですが、というのは、そういう態様であれば、こういうものが必要であるかどうか。而も初年度において十七隻の、これで十分ではないけれども、一応間に合うというような御説明もあつたようでありますから、そういうものが一体適当なのかどうか。そういう判定をしなければならんと思うので、今の点をもう少し詳しく御説明を願いたい。
その一般的な趨勢をと言われるけれども、その一般の趨勢の説明にすらなつていないんです。ところがお出しになつているのは、ちやんと要求しているのは二十九年度十七隻、而も内容として駆逐艦とか護衛駆逐艦とかというようなものの隻数がちやんと出ている。それは必ず現在においては、或いは近い将来においては、こういうふうな侵略の脅威があるから、それに対応するものとして日本はこの程度のものが必要であり、或いはこの程度のもので十分であるというような判定が必ず行われていると思うんですね。そういうものの判断を正確にし得るための説明は是非もつと詳しくして頂かなければわからない。
今のお話ですと、ソ連の海軍は潜水艦として而も太平洋といいますか、ウラジオを中心にして百数隻というお話ですが、このソ連の海軍の情勢、特に太平洋においてはその程度のものなのか、もつとそれ以外にあるのかどうか。それから更に中共の海軍の情勢はどういうふうになつておるのか。それからそれ以外にアジアにおける諸国の海軍の情勢はどうなつているのか。それらの点の御説明をもう少し願いたい。
そういうふうな無責任な答弁でなしに、一応これはどこからか知りませんが、外務省からだつたか、保安庁からだつたか、極東アジア諸国の海軍力の概況というような数字も出ております。ただこれは数字で出されているだけで我々素人にはよくわからないので、そういう各国のアジア諸国の海軍力がどうなつておるし、そういう周囲の情勢から勘案しても、或いはソ連、中共の海軍の情勢の具体的なこういうことに対応しても必要であるとか、或いはそんなものならば必要がないじやないかというような判断を国民はしなければならない。その辺はもう少し責任を以て御説明を願いたい。