いやだから私も池田特使が、例えば兵力量の問題を三カ年間に十八万とか十六万とかいうようなものを向うときめて来たとか、或いは軍事援助の貸与金額を幾ら幾らに大体きめて来て了解を取付けて来たということがあつたなどということは、毛頭言つていないのであります。併し池田特使はこの共同声明から見れば方針的なものだと言われますが、かなりこの案文から見る限りは具体的な了解に、この数額その他に到達する前提条件、方針としては一応到達して来たと見るべきじやないのか。そうしていやその程度のことならば外務大臣は、すでに我我が東京会談或いはその以前からも話合つていることなんだ、こうおつしやるのだけれども、それならば、今まではそういう問題については何ら話合つたことも
