淡水化の試行は、湖内の生態系の環境の急激な変化を避けるために、徐々に塩素イオン濃度を下げ、水位、塩素イオン濃度、水質、生態系の変化等内外の状況を調査研究、検証しながら、本格的な淡水化の準備段階として実施するものでございます。 目標の塩分濃度につきましては、中海で一〇〇〇ppm、宍道湖で三〇〇ppmとしておりますので、両者とも計画上最終的には二〇〇ppmを予定しているわけでございますが、宍道湖では三〇〇ppmであれば農業用水としての利用も技術的には可能なわけでございます。 もちろん淡水化の試行は、先ほど申し上げましたような目的で実施するわけでございまして、農業水利権の取得は本格的な淡水化後になるわけでございますが、ただ試行の段階で
