確かに、昭和三十年以前、大体三十年、高度経済成長期以前の農村部というのは、先生の今御指摘になられましたように、非常に微妙な水の使い方をいたしまして、用水、それから排水がエコロジカルなシステムができていたことは御指摘のとおりでございます。 しかしながら、現在農村について見ました場合に、まず水の使用量が当時とは全然違ってきているわけでございまして、当時であれば一日五十リットルとか六十リットルぐらいのものが、最近は洗車などの水を含めれば都会地と変わらないほど水を使うようになっている。それから、第二点といたしましては、生活形態が非常に変わってきている。これは食生活の内容が変わったというようなこともあるわけでございます。それからもう一つは
